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改造実験〜堕ちる女達〜
官能リレー小説 - SF

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改造実験〜堕ちる女達〜 14

「あなたの肉体はアルマジロの遺伝子を組み込んだわ…もちろん防御特化型…何て言うこともないの…あなたの身体は丸まればその硬質性は例え劣化ウラン弾だろうがAー10のガトリング砲だろうが…そうね、火炎放射器でも破壊することは不可能だわ、そしてひとたび丸まって、体内の圧縮空気を生体ブースターで吹き出しながらタックルすれば、ダムでもタンカーでも撃ち抜ける無敵の鋼弾になれるの…胸のこの部分…ここからは体内で精製した生体ミサイルを一日17発打ち出せるわ…わかったかしら?」

「あぁっ…あっ!は、はいっ…あぁっ…そんな力をっ…授けていただきっ…ありがとうございますっ…‼」

説明を受けながらも乳房を揉みほぐされ、昌は嬉しそうに祐子に話しかけた。 

洗脳がいきとどいているため、昌は優秀な兵器にして最強の矛になるだろう、幾分か質は落ちても大量生産も可能なのだから、クイーンも喜ぶはずだ。


そして祐子はそのまま昌の股間に手をあて、改造をされていない未開発の秘部に指先を這わせつつ、しこり固くなる乳首をこりこりとつまみながらも昌に語りかける。

「これからあなたは兵隊として昼はクイーンを守り、クイーンのために生き、そして夜はクイーンに抱かれてクイーンを喜ばせるのよ?あなたの全てはジョーカーのために…貴女の身体はクイーンに捧げなさい?昌」

「は、はい…スクイッド様っ…」

嬉しそうに語る昌を満足 げに見つめるスクイッドは…しかし直ぐ様にカプセルの上部から器用にイカの触手を使い這い出した。

「無敵の弾丸は完成っと…あの子の性格ならば各支部に量産配備すれば組織の運営はよりよく進むはずだわ…ふふふ、次はまた違ったタイプに昌を改造しなくちゃ…そうね、もっとクイーンの親衛隊に相応しい怪人を作りましょう…次はクイーンを守る盾を作らないと…」

研究者としての使命、それ以上に任された仕事をどうするかで祐子の頭は一杯だった。

晶の肉体はアルマジロ怪人のため防御にも適しているが、これでは護衛よりも役にたつ要素が色々と増えてしまう、クイーンを確実に守るためにはより守りに徹した怪人を作るのがいいだろう。

考えるほどにスクイッドは周りのことを忘れて没頭してしまう癖があるためか、身体から滴る改造液もそのままに、器用に隣に並べられたカプセルに浸かるが、今度のクローン晶はそうやすやすとは行かず…いや、むしろスクイッドにとってはいいスパイスになるように、調整がされていた。 
「あれ…ここは…ひぃっ!!な、ま、また化け物なの、いやっ!?誰かっ…誰か助けてぇっ‼」

スクイッドへ向けたスパイス…簡単に言えば晶の意識に恐怖心や抵抗心を強めたクローンをわざと培養させ、カプセル内に入れて与える…というものだが、それは単調な改造作業を行っていたはずのスクイッドにはより魅力的に獲物が見えるようになり、本来なら改造された肉体が抱かないはずのクイーン以外に対する性欲を抱くようになっていた。 


(あぁ…なんて可愛いのかしら…可愛い晶…私も部下に一人欲しくなるくらいに…でも、先ずはきちんと改造しなくてはクイーンに顔向け出来ないわね…クイーンを守るもの…そして盾になるもの…きちんと私が製造しないといけないわ)

「いやぁっ!く、来るなっ…出してっ!お願いだからここから出してぇっ!!?」

カプセルの上部から下にはい降りてくるスクイッドになんとか目で威嚇しながらも必死に透明なカプセルを叩く晶だが、次第に両手はスクイッドに押さえつけられ、健康的な肢体はゆっくりと粘液まみれの触手に縛り上げられていき、外を囲み眺める研究員に見せつけるように…スクイッドは顔を近づけて晶に囁きかけた 。 

「諦めなさい、晶…貴女はこれからクイーンに全てを捧げるジョーカーの尖兵になるのよ?…ほら、きちんと私の話を聞いて?」


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