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闇の牙―牝狼―
官能リレー小説 - SF

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闇の牙―牝狼― 32

「入れて…」
寺坂の言葉を取り違えた金色のメデューサ。
寺坂の手から逃れ出ると…やられようと白く巨大な尻を寺坂に突き出す。

「ふっ…」
金色のメデューサの勘違いに気付く寺坂。
だが敢えて指摘はしない。
指摘しない代わりに。
金色のメデューサの白い尻タブを押し広げると…。
金色の陰毛に覆われた肉のワレメの中に。
巨大な肉棒をズブリと差し込んでゆく。

「あぅ!凄い!」
膣をメリメリと押し広げられる感覚に…。
前屈みのまま頭部を仰け反らす金色のメデューサ。

口許に微笑みを湛えたままの寺坂…。

これも能力のひとつであろうか。
その優男ぶりに似つかわしくない激しい早さ。
激しいストロークで金色のメデューサの尻を突き上げてゆく。

「うあぁぁぁぁ!あがぁぁぁぁ!」
その豊か金髪を振り乱し…珠の汗を撒き散らせ。
牝獣の咆哮で悶え狂う金色のメデューサ。
大きく開かれた赤い口からは泡の唾液も飛び散っている。

更に寺坂…その筋肉質ではあるが決して太くはない両腕を。
金色のメデューサの太い腿にしっかりと絡みつけるとグッと力を込める。

「おっ!おぉぉぉ!」
金色のメデューサも喘ぎ狂いながらも…。

デスクについた両手に力を込める。

次の瞬間…寺坂の両腕に抱えられるように。
金色のメデューサの白く巨大な尻がフワリと宙に浮き上がる。
その尻を突き続ける寺坂。

「うんっ!ひぃぃぃぃ!」
頭を大きく反らす金色のメデューサ。
オコリが起きた様にその白い肉体をブルブルと震わせだす。
床から離れた爪先もピンと張り…ピクピクと痙攣している。
「うっ!はぁっ!」
短くひときわ大きな悲鳴を上げ。
ガクッとうなだれる金色のメデューサ。
「あ…あ…ああ…あ…」
静かに震える声を上げ…いってしまった様だ。

そして金色のメデューサの腰を下ろし。
自分の肉棒を引き抜く動きを一連で行う寺坂。

金色のメデューサはアウンの呼吸で寺坂の足元に膝まづくと。
黒く濃いキャッツアイ越しに寺坂を見上げる。

そのキャッツアイ。
白く通った鼻筋。
真っ赤で肉感的な唇。

太く膨れ上がった亀頭の先から、それら降り注ぐ濃厚な白濁液。

「はぁぁぁ…」
熱く深い吐息を漏らし唇に着いた白濁液を舐め上げる金色のメデューサ。

その金色のメデューサの耳元に口を寄せる寺坂。
見る者を魅了せずにはおかない笑みを何事か囁いた。



廃墟のビル…その地下室。
レゲエとアフリカの部族音楽の交ざった様な無国籍な音楽が…。
薄暗い室内に鳴り響いている。
この手のCLUB…。
この街で営業を続けている数少ない業種のうちのひとつであった。
そして営業時間も別に夜に限られた事ではない。
そして決して非合法ではないこの手のCLUB。
だがその店内で行われいる事のほとんどが非合法な事であった。
現にこの店の…。
薄暗い店内を紫色に曇らしているのは。
マリファナ系の合成麻薬の煙であった。
その店内にずかずかと踏み入る可愛らしい影。

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