PiPi's World 投稿小説

処女の惑星
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 15
 17
の最後へ

処女の惑星 17

「よし、発進!」
「了解致しました。目標ポイントまで149.6743万光年…適当な空間の歪みがあれば随時ワープ航行を利用します。よろしいですか?」
「いいよ。行こう!」
私の体に強いGがかかり……次の瞬間には私は宇宙空間にいた。

十年も見続けた宇宙…と思っていたが、眼下には青い地球、遠くには月や太陽が見える。
どうしてなかなか、美しい……。
子供の頃両親が連れていってくれた海王星の美しさが忘れられず、大学ではロケット工学、反重力工学を専攻した。

大学時代、初めて自分で作ったロケットで行った太陽系旅行。あの時の感動もひとしおだったが、今あの惑星に行く私の気持ちはあのときのように弾んでいた。
大学時代、初めて自分で作ったロケットで行った太陽系旅行。あの時の感動もひとしおだったが、今あの惑星に行く私の気持ちはあのときのように弾んでいた。
しかし着くまで後10ヵ月。その間どう過ごそう?。のんびりと景色でも楽しもうか。変わることのない暗黒世界と彩る星達を眺めて。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す