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処女の惑星
官能リレー小説 - SF

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処女の惑星 1

西暦2XXX年、ようやく宇宙旅行は当たり前になった。
私は、今地球から約150万光年離れた惑星にいる…いる、というか、宇宙嵐に巻き込まれてここまで飛ばされてしまった。地球と大気の組成が似ているのを確認し、やむなくこの惑星に不時着したのだ。
そして、今…私の目の前には信じられない光景が広がっている。
私のロケットを遠巻きに見ているのは、3〜40人の青い髪、緑の目の少女たち…地球人ではなさそうだが、顔立ちは地球のアジア系の人によく似ている。地球人でいえば17歳くらいまでか。
その少女たちは…いずれも裸だった。おそらく服を着る習慣はないのだろう。
しかも、東洋系の顔立ちの女の子達ながら、西洋人でもいないような見事な乳房をしていた。
全員が全員、巨乳美少女と言ってよかった。

その中ではおそらく最年長の美しい少女が近づいてきて、私の前に平伏し、語りかけてきた。彼女の胸はギリシア彫刻の様に美しい。
「あなたが、リ=スィパ神様の遣いの方ですね?」
少し独特の訛があるが、中国語だ。どうやら、髪や目の色は違うが地球と関係はありそうだ。
待てよ…リ=スィパ?
聞いたことがある。確か中国の大企業家で、二十年以上前に宇宙に亡命した。彼は、大の巨乳マニアで、財力に任せて世界中の巨乳美女をさらって行ってしまった。
当時は「巨乳ショック」なんて言葉が流行った。当時の美女達とも関係がありそうだ…
私は頷いてみせ、少女の次の言葉を待った。
「私は、リ=スィパ神様の第一の子、ビーニュと申します。リ=スィパ神様は、十二の女神から、三人づつの子を設けられました。私たちはいずれも、十七年前から十二年前の間に生まれ、この星で育てられました。しかし、九年前、十二の女神と共にこう言い残してこの星を去ったのです…
『子供たちよ、私たちは次の星に行かなければならなくなった。今から予言をする…今から何年後かは分からぬ…しかし、何年後かに必ず私の遣いを遣わす…彼は私と同じような乗り物に乗っている…彼は足の間に私と同じ神棒を持つ…彼の神棒を崇め、汝等の膣に受け入れよ…』と…あなたが、そうですね?」
まあリ=スィパは好色家の間では有名で数々の伝説が今でも語り継がれている、そしてこの宇宙のどっかにヌーディスト惑星があると言う噂もその1つだ。まさか実在していたとは。

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