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主人公最強主義
官能リレー小説 - ファンタジー系

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主人公最強主義 1

アグゼクス暦1241年、亜空間迷宮インフィニティの周りには完全自治都市クロノスが分厚い外壁に囲まれて発展していた。 元は世界ができた時から世界の中心に亜空間迷宮インフィニティだけが存在していた無法地帯だったが、ある日冒険者クロノスがこの不思議なダンジョンを発見して以来、良質な材料、道具による財産。そして濃度の高い生体エネルギーを求めて沢山の冒険者が訪れるようになった。
冒険者が訪れるようになると自然に商人も集まるようになりダンジョンの周りは栄えていった。
このダンジョンは何か不思議な力によって封印されているのか中から魔物が出てくるようなことはなかったため、更に栄えるのは必然的だった。
そうして何年かたち、自治的な集落になりはじめた頃、亜空間迷宮インフィニティの噂を聞いた王国アグゼリアがダンジョンによる利益を求めて自治権を王国に譲れという命令文を送ったが自治長を務めていた冒険者クロノスがその命令を無視。
その後、王国の軍隊と自治体によるクロノスをリーダーとした冒険者の戦争が始まった。
王国軍隊は強敵だったがダンジョンによって得た強力な武器と戦闘経験によって自治体が勝利した。
その王国と相互不干渉の条約を結び、戦争は終わった。
その後、集落は都市並に大きくなり、戦争に貢献したクロノスにちなんで『完全自治都市クロノス』と名付けられた。
現在クロノスは自治都市のため完全に独立し独自の政治を保っていた。
一つは基本的に無法であること。
ルールみたいな物はあるが、大半が冒険者と商人の都市なので必要ないという事である。
しかし都市全体を敵に回すような事をした場合、冒険者協会によって賞金首にされてしまう場合がある。それ以外は無法なので弱肉強食の世界であり、強い者は金と女を自由に扱う事ができ、弱い者はダンジョンでモンスターに殺されるか、金を得られず餓死してしまうだろう。
もう一つは、入国は格安で安易に入国できるが、出国は莫大な金額要するという事である。これは他国にダンジョンによる強力な武器や道具が回らない為の処置である。
しかしこの入国が容易いことにより迫害を受けている民族などの様々な民族が入国し、差別もなく住んでいるのもこの都市の特徴だろう。
このようなルールにより完全自治都市インフィニティは自由な都市と言えるだろう。

そしてこの物語はこのような自由都市に装備屋として住んでいる最強の青年の物語である。

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