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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 100

「おい貴様ら。いい度胸だな。オレに殺されるか犯されるか、好きなほうを選ばせてやる。」
戦いの興奮だけじゃない。サキュバスたちも、デビルたちも美女ばっかりだ。オレの中で目的が倒すから犯すに入れ替わっていた。
デビルたちが言う。
「ほう・・・・失敗作の分際で、我を犯すだと?!」
「どこからそんな自信が沸くのか知らないけど、ここで死ぬのは貴方よ。」
サキュバスの一人もしゃべり出した。
「我は淫魔だが、禁忌の者に抱かれようとは思わぬ。思い上がった妄言、死で償わせてやる。」
さっきまでの連中は『封身開放』して激痛をこらえているはずなのに、どいつもこいつもそれを感じさせない勇猛さでもって襲い掛かってきた。
今眼前にいる奴らも、『封身開放』すると激痛が走るなんてウソであるかのようにオレにむかって大きな口をたたいている。
「もう貴様の顔を見ようとは思わん!死ねええ!!」
その言葉が合図であったかのごとく、デビルとデュラハンが全員同時に突撃してきた。
出だしはデビルのほうが早かったが、騎乗している分デュラハンのほうが全速力では速いらしい。まずデュラハンたちが突進してきた。
突進してくるデュラハンたちはいずれも長剣を右手に持っている。オレは右端のデュラハン目掛けて飛びかかろうとする。
「ぐっ!」
さっき大蛇にかまれた左足が痛いが、無視して飛び掛る。
「りゃあああ!!!!」
二本の剣を思い切り振り下ろすが、なんと、デュラハンは自分の頭を盾のように差し出してきた。
そのまま強引に叩き斬ろうとするが、頭は斬れない。
だがデュラハンの安定を崩す役には立ったようで、そのデュラハンは落馬した。
オレが右に飛んだので残る二体のデュラハンは突進が空振りに終わり、少し向こうで反転していた。
その時には、デビル三体が同時に槍を突き出してきた。オレはその三本の槍を左手の大剣でまとめて横に打ち払う。
ぽわわわわ・・
オレ目掛けて後から何かを照射されるのを感じた。
周囲の光景が瞬時に変化する。裸の可愛い女の子三人がオレに媚びるように寄ってくる・・・・・と思うと、風景がいきなり元に戻る。だがその直後、また光景が裸の可愛い女の子三人がオレに媚びるように寄ってくるものに変わる。
おのれ、これがサキュバスの精神攻撃か。実際の光景と幻覚の光景が交錯する。
ぶんぶんぶん!慌てて頭を振り、意識を集中する。
畜生、危なすぎる。周りが見えなくなってしまってはどこから剣が振り下ろされるのか、槍が飛び出してくるのかわからない。オレの腹がますます煮立ったようになってきた。
そこにデュラハンが突進してくる。
今度は飛び掛らず、奴から見て左に回りこみ、首なし馬の脚を剣でなぎ払う。
そのデュラハンは馬が足を斬られたために落馬した。
!!!
「またか!!邪魔だっ!!」
後方から槍が三本飛び出してくる。デビルたちの攻撃だ。
今度は右へ動きつつ、左へと剣を振る。今度は刃を立て、槍を斬りにいく。

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