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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 96

同時にオレはグリフォンの軌道上から身を抜くべく後ろへ跳躍した。危ういところでグリフォンの突撃をかわしたオレは、奴に向いて身構える。
!!
そこにさっきのフード娘の残り二人が背後から再びサンダーを撃って来た。
咄嗟に横っ飛びで一本は避けたが、もう一本を浴びてしまう。
「がああっ!」
一瞬、全身を痺れが襲う。
だがオレはそんな痺れごときに負けてられるか。
すぐに体勢を立て直すと、今度はグリフォンが再び突進してきた。しかもその後ろでフード娘たちがまた呪文を唱えている。オレはグリフォンの突進をを右に飛んでかわす。かわしながら、オレに呪文を唱えるフード娘を睨みつける。
オレの両眼から瞬時に光線がフード娘の胸に届く。その旨に瞬時に穴が開き、フード娘は倒れて血だまりをつくる。
撃ち倒した直後、残り一人となったフード娘が今度はサンダーストームを作っていた。
「仲間の仇!サンダーストーム!!」
フード娘が雷の嵐を出現させている。おそらく彼女の最大呪文なのだろう。
そこに再びグリフォンが突撃してきた。
「ああ!死にたいらしいな!」
次から次へと敵が出てきて、オレも興奮してきたぜ。
オレは今度はよけない。渾身の力でグリフォンに刺突する。
ぐさっ!!
オレの大剣がグリフォンの首に深々と突き刺さる。カウンターだ。
そこに今度はサンダーストームが迫ってくる。
「でえりゃあ!」
深く突き刺さった大剣ごと、グリフォンの死体を力技で投げる。飛んでいった先にあるものは、サンダーストームだ。
ビガガガン!
投げ込まれたグリフォンの死体を四分五裂の肉片骨片にして、サンダーストームは消え去った。
その間にオレは、別の大剣を拾っておく。
「そ、そんな・・・・・」
たじろぐフード娘。
興奮した口調でオレは叫ぶ。
「さあ、次は誰だ?!死にたい奴はすぐに楽にしてやるぜ!!」
オレの腹の中に、何か煮え立つようなものが感じられた。
「ならば我がその命をいただく!」
「その言葉後悔せよ!」
シュアアア!
シャララァ!
何っ!
手足無き竜の一種、ワームが4体、それに地下に棲む有翼竜、燃え盛る体を持つヴィーヴルが2体、同時に前集団を飛び出してきた。
シュッ!
黒い肌の弓兵の残り一人が矢を撃ち込んでくる。
「貴様っ!」
オレは即座に彼女の頭めがけて怪光線を放つ。
脳漿や眼球を飛び散らせてその女は倒れた。
高速で地を這うワームの一体にも怪光線を撃つ。
「ブギアッ!」
首元を狙ったが、さすがにドラゴンの一種だけあって即死はしなかった。

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