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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 87

ふふふ、どうかな?発情状態でオスであるオレと密着しているんだ。
理性ではイヤだと思っても、本能がオレから逃げようとすまい。
このままおまえの身体にたっぷりとオレの所有物である証を注いでやる。
しかし小動物のような保護欲を刺激される顔を向けられた瞬間、暴走しきったオレの脳みそに冷や水がブチまけられた。
「ぅ・・・うぅ・・・」

顔を真っ赤にして悶えるサルモネラ。
その表情には発情・困惑・歓喜、さまざまな感情がごちゃ混ぜになっている。
・・・待て。オレは今、何をした?何を考えた?
コイツのバカ力を振り払った瞬間、頭ん中がコイツを犯すことでいっぱいになってしまった。
い、イカン!もう暴走はするもんかと誓ったばっかなのに、危うく破っちまうところだった!
頭が冷えたところで、サルモネラの対処を考える。
オレとしては彼女を抱かずに終わらせたいところだが・・・。

「ぁ、あぅぅ・・・っ(////)」

・・・それは無理っぽいな。
発情期状態のコイツを放っておくのはかわいそうだ。
とは言え、今まで男のいない生活送ってきたって事を考えると、きっと何をどうしたらいいのかわからないんだろうな。
でなけりゃ、とっくの昔に襲われて・・・。
・・・イヤ待て。今まで抱いた女はみんな処女だったはずのに、何であんなに的確なツボを押さえたSEXができたんだ?
後でちょっと確認しておこう。
とにかく今はコイツの発情を静めてやらねば。
オレは優しくサルモネラの頭をなでながら問いかけた。
「どうした?恥ずかしいか?」
「・・・・・・っ!(コクコク)」
「よーしよし、怖いことはなーんにもないからなー・・・」

オレはサルモネラに背骨を折られるのを覚悟で優しく抱きしめ、髪を梳くようになでてやる。
小さい子供をあやすような感じだが、このテのタイプにはこのくらいから始めたほうが落ち着くだろう。

「・・・・・・〜〜〜。(ぽわぁ〜っ)」

最初は背骨のきしむ音が聞こえるくらいで抱きついていたサルモネラから、徐々に力が抜けていく。
頃合を見計らい、今度はほほとほほを擦り付けたり手をつないだりしてみる。
するとサルモネラもうれしそうに同じことして甘えてくる。
きっとミミたちから見たら、ものっすごい甘ったるい空間展開してんだろ〜な、とか思いつつ。
再びオレはサルモネラに声をかける。

「どう?落ち着いた?」
「・・・・・・(こくり)」
「んじゃ、これから少しずつ大胆にしていくから。
 無理だったら教えてね?」
「・・・・・・////(こくり)」

それからオレは、時間をたっぷりかけてサルモネラに前戯を施した。
性感体を責めるのではなく、相手を安心させ、徹底的に焦らしながら前に進む。

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