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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 74

数少ない絶滅危惧種『魔物のオス』に対する優しさはねーのかっ!?
オレは顔の上で暴れるバカ女をどかそうと手を動かすが・・・。

「アンッ♪モットモットォッ!?」
「ヒイィッ!?イッチャウヨォッ!?」

・・・手足にしがみつく4バカのせいで動かない。
特に肝心の手に張り付いている連中は指をオマン○に突っ込んだり舐めしゃぶったりと、こっちの関節の限界ギリギリまで動かすほど夢中になっている。

(・・・マズい)

息苦しさと激痛の中、オレは自分の命の危険を感じた。
このままサカってる連中を放っておいたら腹上死と窒息死と撲殺、絞殺をいっぺんに味わえるんじゃないだろうかと思えるくらいにやばい。

「・・・ふむ。思ったより発情の度合いがすごいな。
 アスタナビュート」

オレの命の危険をようやく感じたのか、そばに控えるメイド、アスタナビュートに合図を送る。
ああ、ようやく助けられんのか・・・。
とホッとしたその瞬間、オレの視界にとんでもないものが入ってきた。
どっから持ってきたのか、バカでかいハンマーを持つアスタナビュートの姿が飛び込んできたのだ。
オレはびっくりして起き上がろうとするが、のしかかるバカ女どもに動きを封じられ、再び視界も遮られる。
発情した女6人に殺されかけているオレ。
サルスベリの性格。アスタナビュートの持っていたハンマー。
その3つを組み合わせたとき、最悪の光景が浮かび上がった。

(ま、まさかな?ほ・・・本気でやろうなんて考えてないよな?)
送られてくる痛みも快感も息苦しささえも忘れて、オレはそう自分に言い聞かせた。
今のは見間違いだ。今、自分の想像している展開が実際に起こるわけがない、と。
しかし現実は残酷だった。

「聞こえるか?もし辛かったらいつでも言ってくれ。
 人数を減らしてやるから」
「ん〜っ!?ん、んん〜っ!?」

サルスベリのトンデモ発言に、オレは思わず抗議の声を上げる。
冗談じゃない!
イカれてるイカれてると思っていたが、ここまでだとは思わなかったぞ!?
と、ともかく何とかしてコイツらを引っぺがさないとっ!?
ホントはオレとミミ+αを助けてほしいところだが、そのせいで死人を出すなんてシャレにならない。
オレは無我夢中で腰を振り、必死の思いで舌と指を動かし始めた。

「ひぃあああっ!?」
「アヒッ!?」
「むぐぅっ♪」
「あっ、ソコォッ!?」

足以外にまとわりついた女たちが歓喜の悲鳴を上げる。
いい気なもんだ。
こっちはよけいな死人を出さないように、文字通り死ぬような思いをしてるってのに!

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