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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 46


「ハアッ!ハアッ!」
で。
それから1時間後。オレたちは意外なほどあっさりと開放され、カグラの言っていた『客間』にたどり着いていた。
結局オルグスを運ぶ人手を得られぬまま。
賢明な読者諸君はもうおわかりだろう。
この荒い呼吸はオレ1人でオルゾスを運んだ証である。
ちなみにオレも何もしなかったワケではない。
いくらカグラに頼み込んでも、
『ごめんなさい。今立て込んでてとても手を貸せないんです♪』
とかぬかしやがって、最後まで手を貸してくれなかった。
・・・まあ、オルグスとの決闘のせいであの広間はボロボロだったし、まわりの兵士も何人か巻き添え食ってたみたいだったし、仕方ないかもしれないが・・・。
ちなみに道案内役のミミも使ってみたが、小柄な体格なので、オレ1人が運んだほうがはるかに速いという有様だった。
それでもオレの役に立とうとがんばってくれていたが・・・その結果は言うまでもない。
だいたい何でコイツ(オルゾス)はこんなに重いんだ!
そもそも何で目を覚まさない!もう起きてもいい時間だろっ!クソッ!
それに・・・!
フニュッ・・・フニュニュッ、
何でコイツはこんなにもスタイルがいいんだぁ〜っ!!(血涙)
乳だけでも許せんのに、このボリューム感あふれる尻!
むっちりした太股!
リベンジを避けるために性欲を必死で抑えた結果がこれである。
もっとも疲労もピークに達し、性欲を刺激され続けて理性は崩壊寸前だが。
「ご、ご主・・・いえ、ラグ様?」
不安そうに、というより恐々と声をかけるミミ。
お願いだからそんなサド心くすぐる顔しないで。
マジに理性が切れる寸前なんだから。
顔をそむけ、手をひらひらとさせて部屋の扉を開けさせる。
ちなみに入り口は前と同様、壁にしか見えない。

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