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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 207


(あーもー、まだ気絶しねえのか!?
 いいかげん満足しねえかッ!!)

実際は気絶してもすぐに起こされているだけなのだが。
いろいろ追い詰められているオレは、そんな単純なことにも気づかない。
そのうち、追い詰められたオレの思考はクライマックスに向けて徐々に暴走を始めた。

「だーッ!?もう面倒くせえッ!!
 こうなったらもう最後の手段ッ!」
「ふごっ!?」
「あぶっ!?」
「ひぎぃぃぃッ!?」

オレは声高らかに叫ぶと触手たちを一斉に暴れさせた。
今までは単純にピストン運動を繰り返していた触手たちは、入り込んだ穴の奥でビチビチと陸に上げられた魚のごとく、大暴れし始める。
それだけではない。
一部の触手たちは自分も入れてと言わんばかりに脇や乳首、獣娘の耳と使えそうなところに強引に侵入しようともがき始めた。
今までノーマルでもイカされっぱなしだった魔物娘たちは、さらなる快楽を受けて背骨を折らんばかりに背中をのけぞらせた。

『おおおオォォ・・・ッ!ンばびゃぶらぁああぁ・・・ッ!』

女たちのくぐもった声が1つとなって、大合唱を始める。
だがオレは止まらない。
早くコイツらを黙らせようと触手たちをさらに激しく暴れさせる。

『ンおオォォ・・・ッ!?あおああぁぁああ・・・ッ!!』

オレの耳や鼻から血が流れ出す。
あまりの量の快感に、いよいよ限界が近づいてきたらしい。
人造とは言え、頑丈に作ってくれたことに感謝しないといけないかな。
それとも文句の1つでも言うべきか?
『限界を超えた快楽って苦痛以外の何物でないんだぞ』って。
オレは破滅の快楽の中、ボンヤリとそんなことを思った。
しかしすぐに気を取り直して女たちにとどめを刺す。

「これで最後だ!全員、派手にイッちまえェッ!!」
『おうあおおあぁぁああぁあッ!!!!』

オレは盛大に触手たちの先端から射精し、女たちの声がパチンと弾ける。
次の瞬間、女たちを拘束する触手たちはするすると地面に戻って姿を消していく。
後に残されたのは、オレの精液で全身余すところなく真っ白に染められ・・・いや塗りたくられた女たち。
魔力が触手たちが元の部屋に戻ったのだ。

「お・・・終わった・・・」

オレは呆然とつぶやく。そしてオレは心に固く誓った。
2度とこんなムチャなマネはやめよう、と。
女抱くたびにこんなムチャしてたら軽く死ねる。
それはもう何回もあの世とこの世を行き来できるに違いない。

「ン・・・あぁ・・・」
「ラグさまぁ・・・すっごぉい・・・」
「ゆるして・・・ゆるして・・・」

だと言うのに。気絶してなお、まだ寝言を言える女たちがちらほらと。

「おいおい・・・。どこまで女ってのは頑丈にできてんだ・・・よ・・・」

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