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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 206

リーリは宙に浮いた不安定な体勢にもかかわらず、必死になって腰を振り、触手を舐める。

(お願い!もっと!もっとちょうだい!
 もう何でもしてあげるから!子供だっていくらでも産んであげる!
 だからお願い!もっと私を気持ちよくして!)

快楽の嵐に沈んだリーリの魂は、海底に向かって静かに落ちていく。
そこにあるのは忘我の世界か、快楽地獄か。
どちらにしろ、今の彼女にとって桃源郷であることに間違いはなかった。
そして最後にオルゾス。
彼女は犯され、堕落していく魔物たちの中で、唯一理性を保ったまま抵抗を続けていた。
だが彼女が抵抗できているのは、別に快楽に耐性があったわけでも、精神力がずば抜けているわけでもなかった。
彼女の理性を押し止めていたもの。
それはオレに対する心配であった。
彼女は今、一縷の希望を賭けて必死にオレに思いを伝えようとしていた。

(ラグっ!?頼む、気づいてくれラグっ!!
 今すぐ触手どもを引っ込めるんだ!!
 こんな魔力の使い方をしたら、あっという間に魔力が枯渇して倒れてしまうぞ!?
 ラグっ!!お願いだからこれ以上無茶はするなっ!?)

しかしオルゾスの口はオレの触手でふさがれ、下半身からのしびれるような快楽のせいでくぐもった声しか出せない。
ジャマな触手を食い千切ってやりたくても、一応オレの一部だから、乱暴に扱うこともできず、ただただ犯されていることしかできない。
もっともちゃんと声を出せたところで、100人近い女を同時に抱くオレに聞こえるかどうかも怪しいところだが。
しかしそれでもオルゾスはあきらめずに声をかけ続ける。
それは普段、オレにそっけない態度ばかりを取っているオルゾスの本当の気持ちの表れであった。
・・・いつもこんな感じだったらうれしいんだけどなぁ。

(おおぉっ!?出るッ!?出てるッ!?
 精液から魔力やら、いろいろなモンがヤバい勢いで出まくっているうっ!?)

一方、犯す側であるオレは、いろんな意味で限界に近づいていた。
触手を操って大量の魔力を消費している上に、無数の女どもを犯す快楽がオレ1人に還元されているせいで、射精が堰を切った川のようにあふれて止まらないのだ。
さすがにヤバいとは思うのだが、もはやオレの意思で止めることはできず、ひたすら搾取される一方なのである。
オレは一刻も早く終わりするべく、必死になって女をイカせまくっていた。

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