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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 160

乳房や尻など本来の性感帯を刺激しようものなら、背骨が折れるんじゃないか?ってくらいの勢いで絶頂地獄に落ちてしまう。
何度も何度も母乳や潮を吹くものだから、地面にはテスが出した分泌液のスペシャルブレンドが水たまりを作っている。
・・・まぁ、テスにしてみれば気持ちいい話かもしれないが・・・。
オレにしてみればヤるにヤれない生き地獄のような状況である。
何しろ性感帯じゃない部分に触れただけで達するのだ。
本番行為をしようものなら、快楽でショック死するかもしれない。
とは言え、この挿入すらできない生き地獄はツラすぎる!
オレの不満は徐々に限界値に近づきつつあった。

「す・・・すまない、お兄ちゃん・・・。
 な、なぜかわからんが、触られるだけでものすごく気持ちよくなって・・・」

それは間違いなく私のせいデス。
でもね、テス。全身汗まみれで息を切らせながらこっち見ないで。
全身ピンク色で、目ぇ潤ませているからかなり色っぽいの。
ガマンできなくなるからやめてくれると助かります、ハイ。
しかしそんなオレの良心との葛藤など知らないテスは、さらにオレを追い詰める。

「お・・・お兄ちゃん・・・。私のことなど気にするな。
 早くお兄ちゃんのを突っ込んでくれ・・・」
「なっ・・・!?何うれし・・・いや、ムチャ言ってんだ!?
 んなことしたら、ショック死するかも知れねえだろが!?」
「き、気にするな。私はお兄ちゃんの所有物になりたいのだ。
 お兄ちゃんに犯されてショック死するなら、それも本望だ。
 さあ、お兄ちゃん。お兄ちゃんのを私の中に入れてくれ」

ズキューンッ!

一瞬で心臓を握り締められたような感覚が全身に走った。
な、ナニ!?この感覚!?これが素直クールと妹属性の持つ魔力なの!?
い、いや落ち着け。何を言っている、オレ!
いや、でも。苦しそうな顔を必死に耐えながら健気にオレを受け入れようとするところが萌というか、ああっ!!
オレの中でわけのわからん単語が、理性と本能の境界を粉々に粉砕し、思考がごちゃ混ぜになる。
そして永遠とも思える一瞬の思考の後、こう結論付ける。

「ありがたく頂戴させていただきます」

オレはそう言ってこれ以上ないスピードで挿入準備を整えたのだった。
ああ、そうさ。オレは最低さ、何とでも言え!
こんな心の琴線をかき鳴らすような女を食わないなんてそ、そんなもったいないことするくらいなら、最低男の汚名なんてどれほどの価値があるっ!!
いや、ないっ!!(反語&断言)
そして今までガマンにガマンを重ねてきた性欲を発散するべく、剛直の先端がテスの秘裂に添えられた。
ちなみに秘裂には一切手は出していない。
全身性感帯状態で秘裂に触れるのが怖かったのだ。
しかし今までの絶頂愛撫で秘裂はこれ以上ないほどに潤い、熟しきった果物のようにグチャグチャになっていた。

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