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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 153

オレはオモチャをいじくる子供のように、テスの背中の急所をいじる。
魔力が不自然に集まった部分を押しながら、その流れが何を指し示すものなのかを慎重に調べる。

「おぉッ!?あ、あがぁああァッ!?」

そのたびにテスはビクビクと痙攣し、身悶える。
一体いつまでそうしていただろうか。

・・・にぃっ。

オレは急所を触る手を離し、笑顔を浮かべる。
きっとそれはさぞかし邪悪な笑みであったことだろう。
テスの急所いじりを終え、いよいよ本格的に彼女の身体をいじくろうとしていたのだから。
オレはぐったりとしているテスの急所目がけて自らの右手を振り下ろした!

グボォッ!

「・・・ッ!?・・・アッ・・・ガッ・・・!?」

オレの右手はテスの急所を傷つけることなく、体内へと潜り込み、テスは今まで死に体だったのがうそのように身体をのけぞらせて痙攣させた。
よほど苦しいのか、悲鳴らしい声も上げず、白目をむいて口をバカみたいに開かせて震えている。
・・・断っておくが、オレは別にコイツを殺すつもりで急所に手を突っ込んだわけではない。
背中の急所が、テスの機能をいじくるための入り口だとわかったからだ。
それは同時に、コイツが何のキマイラであるかも示している。
コイツは半分生き物で半分作り物の合成生物。
そう、コイツはゴーレムと生物のキマイラだったのだ!
生き物の特徴を持つゴーレムなんて初めてだが、ゴーレムならアスタナビュートたちメイドゴーレム、生き物ならサルスベリの身体をいじくった経験がある。
たぶん何とかなるだろう。
さて、せいぜいいい声で喘いでくれよ?
絶望とそれを上回る快感を味わいながら、な。
まもなくオレの右手は急所の奥にある機能中枢らしい部分を探り当てる。
そしてオレは気の向くままに機能中枢をいじくりまくった!
その瞬間、テストの身体に変化が起こった。

「おごッ!?おッ、おおうッ!?」

テスの胸が突然膨張を始めた。
バランスの取れた肢体は崩れ、うつぶせになっている身体を持ち上げるほどに膨張していく。
危険なものを感じたオレはあわてて中枢をいじくる。
すると・・・。

「ア、ア、アがあァァあぁッ!?」

胸の膨張は止まり、代わりに押し潰された超乳から白い液体が流れ出してきた。
指ですくって舐めてみる。ほのかに甘い・・・母乳だ!
どうやら元に戻そうとした際に、どこか変なところを触ってしまったらしい。
テスの母乳は蛇口の壊れた水道管のようにドバドバ流れ出す。
おいおい、母乳ってこんなに出して大丈夫なのか?
・・・つーかそもそも『水道管』って何だ!?
想像を超える事態に、暴走するオレの頭はさらに混乱していく。

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