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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 138

しかしその変化は周囲の者どもと異なるものだった。

「・・・ふにゃ?」
「あ・・・れ?」
「どうしたっ!?まさかおまえらもアイツらみたいに・・・!?」
「い、いや、そうじゃなくて・・・」
「痛みが・・・消えた?」

そう、オレが放った魔法はただの身体強化魔法。
なのに反対派の連中が肉を弾けさせたり、発情しているのはなぜか?
答えは簡単。レベルが低いせいで死にかけたからだ。
オレがサルスベリの薬を飲んだのと同じように。
一足飛びのレベルアップに、身体がついていかないから身体が傷つくのだ。
低いものほど激痛に悶え苦しみ、やがてオレと同じように本能むき出しの暴走状態になる。
一定のレベルに達していれば、身体が強化されるだけの効果になる。
リザとアンジェラはオレに襲われ、魔王の因子で強化されたことで一時的な筋肉痛で済んだのだ。
もっとも、彼女らはそこまで推測なんてできるはずもなく。
『運よく魔法が不発だった』くらいにしか考えなかったが。

「ふう・・・。何はともあれ危なかったな。
 これからはあまり離れず、グループで行動しよう」
「賛成〜。もうあんな痛いのはこりごりだよぉ〜」
「しかし・・・ラグは一体何の魔法を使ったのだ?
 敵に大ダメージを与えながらもそれを癒し、ゾンビみたいにしてしまう・・・。
 そんな魔法など聞いたこともないぞ?」

だから身体強化の魔法だって。

「狭霧、今はそんなことを話し合っている場合じゃないぞ。
 幸か不幸か、今、敵は私たちことなど見えていない。
 これ以上あのバカが何かする前にヤツの暴走を止めなくては!」
「でもどーすんのよ?ご主人様ってただでさえ強いのよ?」
「・・・・・・(コクコク)」
「大丈夫だ。私に考えがある。
 オリオール。ラムレーネ。お前たちにひと働きしてもらうぞ?」
「へ?私ですか?」

きょとんとする2人に、オルゾスは力強くうなづき、自らの作戦を説明した・・・。

――――――――

その頃。肝心のオレはというと。
暴走するオレのフェロモンに引き寄せられてきた暴走モンスターどもを相手に食事を続けていた。

「あっ!?あおおぉぉぉ〜ッ!」

オレの精液を子宮に浴び、遠吠えのような悲鳴を上げて倒れるワーウルフ。
至高の感覚の代償に支払われる大量の魔力の味にオレは思わず笑顔を浮かべる。
そして今度は肉感たっぷりのオーク娘と小柄なゴブリン娘を同時に味わう。
周囲を見てればそこにいるのは女。
女、女、女・・・女の山。
おびただしい数の女どもが転がっている。
みな半裸か全裸で、股間からは収まりきれなかった俺の精液がコポコポとあふれている。
そして力尽きた女どもの影からは、また新しい生贄である女たちが姿を現す。

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