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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 12

・・・ん?なぜオレはそんなことを知っている?
そんなオレの疑問をよそに、巨乳女は言葉を続ける。
「聞きたいことは2つ。
 返答しだいによってはどうなるか・・。
 言わなくともわかるな?」
その言葉に周囲の緊張がさらに高まる。
快楽に溺れていたミミも不安と恐怖から抱きしめる手に力がこもる。
「安心しろ、その娘から引き離すようなマネはせん。
 せめてもの慈悲だ、契った相手と運命を共にさせてやる」
ピクッ、
その言葉に今度はオレが反応する。
この女・・・頭の角を見る限り、ミミの仲間か何かだろう。
それをいともたやすく断ち切る宣言をするとは・・・。
オレの様子を無視して女は運命の口火を切った。
「・・・貴様、いったいどうやってここまで来た?」
しばしの静寂。
ここでオレは3つの選択ができる。
 1.質問には答えず、奴らを攻撃する。
 2.適当にあしらいつつ、隙を見て逃げる。
 3.素直に答えて、奴らに助けてもらう。
さあ、どうする?
1は武器どころか服すら着ていないオレにはリスクが高すぎる。
2はこの場をしのぐことはできるが、複数で行動する奴らから完全に逃げ切れる可能性は低い。
3にいたっては、正直に答えたところで、助けてくれるかさえ怪しい。
「・・・さあ、答えろ!それともこの場で死を選ぶか?」
オレは一瞬ためらい、運命のカードを切った。

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