モンスターハーレム 109
オレを失敗作となじっていた悪魔っ娘の秘裂はオレの指をおいしそうにくわえ込み。
オレに抱かれることを嫌がっていたサキュバス娘はオレの子種を搾り取ろうと必死に腰を振って哀願していた。
スフィンクス娘に至っては、オレを殺そうとした勇猛さを微塵も感じさせないとろけきった表情で艶かしい喘ぎ声を上げていた。
オレを殺そうと息巻いていた同志の姿に、眠りから目覚めたばかりの悪魔っ娘は自分も拘束されていることも気づかない様子でそれを見入っていた。
「な・・・に、これ・・・?」
「尋問。おまえら反対派の情報を歌ってもらうための、な♪」
呆然とつぶやく捕虜の質問に、オレは腰を振りつつ笑って答えた。
胸の中のもやもやを彼女たちにぶつけられる快感にその身を任せながら。
もっとも八つ当たりされる側はたまったものではない。
オレの一言で正気に返った悪魔っ娘は、激昂して怒鳴り散らす。
「きっさまぁ〜・・・!私たちの仲間に何をしたァッ!?」
「だから尋問だよ、じ・ん・も・ん♪
シェーシャもアガサもレナスも以前は頑固だったんだけどね。
今じゃすっかり素直になってくれたよ」
「ふざけるなッ!?
誇り高き魔物である私たちが、貴様ごとき失敗作に篭絡されるはずがないッ!」
悪魔っ娘は今にも飛びかからんばかりの勢いで吠えたてる。
・・・誇り高き魔物、ね。
だったらなんで3人が堕ちたのか、わかってるだろうに。
オレは内心あきれ返った。
もしかしたら彼女は認めたくないのかもしれない。
認めることは、すなわち自分も彼女らの仲間入りをすることを意味するのだから。
だがオレは彼女を見逃すつもりはない。
オレは彼女の恐怖と絶望をあおるために黙秘を続けていた最後の捕虜、サイクロプス娘に声をかけた。
「事実は事実なんだからしょうがないだろ。な、ト・ル・ナ?」
青い髪をショートカットにした隻眼娘は、オレの声にビクッ!と異常なまでの反応を見せる。
オレに怒鳴り散らす悪魔っ娘は、隣のサキュバス娘のせいでサイクロプス娘がどんな顔をしているのかわかっていない。