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淫魔界にようこそ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫魔界にようこそ 8

中学入学早々に先輩方、よく見れば教師たちにも睨まれるなんて・・・・やばすぎる。
出来るだけ無関係を貫かないと。
このままではヤバいと理性は逃避を求めてるが、本能はフェロモンを漂わせる妖艶な美女の到来を待ち受けていた。
グラビアなど相手にもならない抜群のスタイルの美女なんだ。男としてしょうがない。
だけど、それは幸いに、あるいは不幸に――――ー。
「何をしてるのかしら、リズ?」
もう一人の絶世の美女に止められた。
「あら―――誰かと思ったら白那じゃない」
金髪の美女は微笑むが、どこか不敵な笑み。
両手は胸の前で組まれ、豊満な胸が突き出るような形になり、思わず目を見張る。
明らかにCやDの領域ではなく、まさに神というべきFやEクラス。周りの男連中が感涙の声をあげた。
だけど黒髪の彼女はそれを侮蔑するかのように目を細め、
「なんで貴方がいるの?」
絶対零度の視線をたたきつけた。
「ふふ、私がどこにいようと別に構わないでしょ」

大胆不敵に笑うリズと呼ばれた美女に白那さんは口元に玲瓏な笑みを浮かべる。
「雄介君には一人ずつって話し合いで決めたはずでしょ」
「あら?まだ挨拶しただけよ。いますぐ食べたいって訳じゃないわ」
「そうかしら? 貴族の中でも貪欲なまでの淫乱とまで呼ばれた『リズ・モルガナ』に我慢って言葉があるなんて私は始めて知ったわ」
何故か、わからないが二人の美女の間で火花が舞い散る。

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