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淫魔界にようこそ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫魔界にようこそ 14

周囲の生徒たちはわからなかったが、赤髪の教師は絶妙な力加減で雄介の息子をもみあげていたのだ。
雄介はまさか股間をつかまれて喘ぐなんてマネができるわけがなく、ただひたすら快感に耐えていた。

「あ・・・う・・・」
「・・・もし、男をやめたくなったらいつでも言え。
 いつでもコイツを引き千切ってやる」

その言葉に、教室中の男が思わず自分の股間を押さえる。
大事な息子を取られまいとするかのように。
そして雄介はと言うと赤髪の教師が絶えず雄介の股間に行うフィンガーテクに必死に耐えていた。

“うっ…もう…だめ…限界…だ…”

雄介が悶える寸前までいこうとした…その時

「レイナちゃん!メッ!ですよぅ」

何とリザリアが今までよりかは表情をキリッとさせキツイ言い方でレイナと呼ばれた赤髪の教師に注意したのだ。
ただし言葉に凄みは無いけれど…
だがリザリアの表情を見たレイナと呼ばれた赤髪の教師はハッとするとすごすごと雄介の股間から手を離す。
そして教室を見回すなりこう言い放った。
 
「良いかあんまり騒ぐなよ!隣がいい迷惑だからな。
それとあまり人をスケベったらしい目で見るなよ」

そして言い放った後、雄介に指差し

「そこの君!後でたっぷりと注意するから体育準備室に来なさい」

と言うとまるで台風が通り過ぎるかのように教室から去って行った。
その時リザリアは

“うわぁ…ちゃっかりと雄介君を誘っているぅ…”

と思ったのは言うまでもなかった。
嵐が去り教室内が落ち着くと担任がポツリと告げる。
 
「先程の先生はレイナ・シェリドー先生で当分の間隣の2ーDの副担任を行う
我がクラスでは女子の保健体育を担当する事になっている」

その一声でクラスの男子生徒は皆ホッと胸を撫で下ろし逆に女子生徒は落ち込んでしまう。
まあ先程の事を見た後では当然の反応である。
更にHRの後が体育とあれば尚更である。

「は〜い、それじゃぁ2ーCの出席をとりまぁ〜すぅ」

するとリザリアが幼そうな口調で出席をとり始めた。
勿論、雄介の時は少しじっくり見てたのは言うまでもない。
そして出席を終えると一時間目が体育とあって連絡事を言うとリザリアと担任は早々に教室を出ていった。



一時間目
体育館では2ーCと2ーDの女子生徒達がレイナの元、バスケのシュート練習を行っていた。
そしてレイナはと言うと道場で柔道を教わっている男子生徒の方へと行った…
のでは無く一人の女子生徒を真剣に見つめていた。

飛鳥山由貴である。

当初は始業前に身体ならしで校庭をランニングしている途中で雄介と一緒に登校してきた由貴を見つけたのでやっかみで由貴を見つめていた。

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