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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 76

ペ〇スの方も3人が舌で綺麗にしてくれた。彼女達は精液のヌメリが完全にとれるまで、その味を楽しみながら大和の身体に舌を這わせるのだった。



「……眠れないや」
大和は、4人の匂いのするベッドで毛布にくるまり、全裸のまま眠りにつこうとしていた。
彼の隣では、3人の女性がやはり全裸のままスヤスヤと眠っている。大和だけ、未だ眠ることが出来なかった。
(………散歩でもしてこようかな)
そう思って、大和が毛布を跳ね上げてベッドを下りた時、
「大和様、どうかなさいましたか?」
それに気付いたガルドが上半身を起こし、目をこすりながら言った。
「ごめん、起こしちゃったかな。うん、全然寝つけなくて……少し辺りを散歩してくるよ」
「でしたら私も一緒に参りましょう」
「うん、よろしく頼むよ。ガルド」
やがて着替えをすませた大和は、魔法剣に姿を変えたガルドを手に取り、他の2人を起こさないように静かに部屋を後にした。
暗くヒンヤリとした廊下を歩き、階段をおりていった。玄関に行き、扉を開け外に出る。
「大和様、どちらへ行くのですか?」
「別に決めてないよ。ただの散歩だもん」
そう言いながら、大和が外に出たその時だった。
(……………!!)
誰かの視線を感じた。それも普通の視線ではない。まるで自分を監視しているような、そんな視線。
とっさに大和は辺りを見回した。しかし、怪しい人物はいない。
「どうかなさいましたか?大和様」
不審に思ったガルドが聞いてみる。
「ガルド、今何か感じなかった?」
「……いいえ、別に何も」
「………本当に?」
「はい、大和様の気のせいではないでしょうか?」
ガルドが不思議そうな声で言った。確かに、先程の視線はもう感じない。
心の隅に何か引っ掛かる物を感じながらも、大和は屋敷を後にした。



「………あの子供だな」
曇った声で女が言った。声が曇っているのは仮面を被っているからである。
「ああ、間違いねぇ。太陽の紋章の所有者は、あの坊主だぁ」
女の背後から野太い声がした。
「ふむ、見たところそれなりの力は持っているようだな。………しかし」
「おいら達と比べたら、赤ん坊同然だなぁ。クックックッ……」
「気味悪い声で笑うな、ブリガンディ」
ブリガンディと呼ばれた男が仮面の女を睨みながら言った。
「エルザトの仮面の方が、よっぽど不気味だぁ」
エルザトと呼ばれた女は、不気味な黒い仮面で顔全体を覆っていた。黒い長髪、すらりと引き締まった体つき、顔は隠れているので分からないが、かなりの美人ではないかと思わせる。

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