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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 5

「そんなことはないよ、レイ。君のパイズリフェラも最高だったさ」
大和はガルドを離すと、今度はレイを抱き寄せ熱い口づけを交わした。
「ん……レイ」
「ァ…アアッ…王…」
二人がくぐもった呻き声を洩らした。レイの舌先が、大和の口の中にゆっくりと入ってくる。ペチャペチャという音が部屋中に響く。
その時だった。




「ぅ…うーん……ふぁーあ…」
呑気な声が大和達の鼓膜を直撃した。反射的にレイの唇から離れる大和。
声は3人が抱き合っていたベッドから、約3メートルほど離れた所に置いてあるベッドから聞こえた。
大和が視線を横に動かすと、まだ若い美女が目をショボショボさせながらベッドから起き上がるのが見えた。
髪は黒髪でボブカットをさらに短くしたようなヘアスタイル。パンティだけで寝ていたらしく、形のいい胸や引き締まった腰が露になっている。しかもどこを見ても無駄な贅肉が微塵もない。日頃から体を鍛えているのがうかがえた。
ウーンと大きく背伸びをした美女が、ゆっくりと大和の方を向いた。
そして、大和と目が合った瞬間(正確には裸の大和達3人を見た瞬間)、
「ああーっ!!王様がまた朝からエッチしてるー!!」
半径5km内は確実に聞こえたであろう大音量で絶叫した。
思わず耳を塞ぐ大和達。
それと同時に、部屋で寝ていた他の同居者達が一斉に飛び起きた。
「なんだ、どうした!ジェン」
隣で一緒に寝ていた美女が、どこから取り出したのか短刀を両手に握りしめながら叫んだ。こちらもパンティしか身に付けてない。
「見てよカスミ!王様また朝からエッチしてるんだよ。しかもまたレイとガルドだけだよ。ズルいと思わない?」
ジェンと呼ばれた女が大和達を指差しながら言った。
カスミと呼ばれた長髪の女は呆れた様子で、
「ジェン、大和にしてみたら、いつもの事だろう。毎日毎日つまらないことで騒ぐな!」
と言った。ジェンがボケならカスミはツッコミのような関係である。
寝起きが悪いカスミが、せっかくの睡眠を妨害したジェンを羽交い締めにしていると、
「でも仕方ないよね。朝勃ちした大和君のペ〇スを見たら発情せずにはいられないでしょ」
大和とレイ、ジェンとカスミが寝ていたベッドとはまた別の、3つ目のベッドに寝ていたエメラルドの長髪の少女が、アクビをしながら言った。こちらはジェン達と違って、ちゃんとパジャマを着ている。
「茶化すな、セリス」
かなり怖い表情をしたカスミが言った。
「私は睡眠を妨害されるのが、この上なく嫌いなんだ。これ以上こいつの絶叫で起きるのは、もはや我慢ならない」
ジタバタするジェンに馬乗りしながらカスミが言い放った。

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