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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 23

領土も兵の数も、魔王軍やサンクキングダムと比べたら圧倒的に数が少ない。
しかし数百年の長い間、それだけの差がありながら四天王が滅亡せずにすんだのは、ひとえに兵の戦闘能力の高さにあった。
特殊能力。本来、人や魔族等が魔法を使用する場合、必ず魔力が必要になる。これは種族に関係なく、この世界に生きる全ての生命体の常識でもあり拘束でもあった。
しかし、そんな世界の理に反するかのように、魔力を使わないのに魔法を使う者達がいた。
彼等は、魔力を使う事なく炎や水を操ったり、怪我をした人の傷をを治したり、時には魔法では実現不可能な事までやってのけたのである。
何故彼等にそのような力が備わったのかは不明である。遺伝子の組み合わせの結果というか、生まれつきとしか言いようがない。
しかし、世界の理に反しているということで彼等は迫害される事となった。
それは世界中でおこり、次々と特殊能力を持った人間や魔族・エルフ等が世界から追放されていった。
追放され悲しみにくれる彼等だったが、そんな時、一人の英雄が現れた。
シヴァ。種族不明。一説には長寿として有名なエルフの血が流れているとも言われている。
彼は、特殊能力を持った人々を集め、糾合し、やがてフラミアン地方の片田舎に小さな国を作り上げた。その目的はただ一つ。
復讐である。



建国してから3年。シヴァは十分な資金・食料を確保すると、すぐさま行動に移した。
彼は僅か100名の特殊能力を持った兵を引き連れ、当時フラミアン地方を治めていたカリフ王の居城タマリニア城へと進軍したのである。
その報を聞いたカリフ王だったが、彼は完全にシヴァを舐めきっていた。
その当時、城には約一万の兵士が駐屯していたし、シヴァがここに到着するにはいくつもの町や砦を落とさなければならないのである。
「砦の守備兵に適当にあしらうように伝えておけ」
それだけ言うとカリフは寝室に向かい、数人の側室に囲まれながら色欲に身を任せたらしい。
ところが数日後、砦からの知らせにカリフは度肝を抜く事になった。
その時カリフは、寝室のベッドの上で側室の豊満なバストを揉みしだきながら、自身の棍棒のように勃起したペ〇スを突き入れていたのだが、知らせを聞いたとたん、一瞬でペ〇スが膣の中で萎えたらしい。
シヴァの軍勢が城の5kmを進軍中。道中の砦・町は全て陥落。
しかもシヴァの軍勢で戦死したものはおらず、軽傷者が数人のみ。おまけに、その快進撃を噂で聞き付けた世界中の特殊能力者達が合流し、一気に1000人まで膨れ上がったらしい。

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