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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 208

しかも、ただ単純に魔力を増幅させるだけでなく、結節の所有者が修行などによって魔力を高めると、それに比例して結節の存在する臓器の機能も上昇するのだ。
つまり、大和が魔力を高めれば高めるほど、生殖機能が上昇し、それと同時に性欲やペ〇スの絶倫度もますます上がっていくのである。
その証拠に、ホテルでモルティラニアの中に5回も射精したにも関わらず、大和のペ〇スは衰えることを知らないかのように、ホテルから城に戻るまでの間、ずっと勃起し続けていたのであった。

(ようやくおさまったみたいだな……)
己の股間に手を伸ばすと、大和はようやく安堵の色を浮かべた。
何しろ帰り道の間、ずっと勃ちっぱなしだったために、歩きづらいことこの上ない状態だったのだ。セックスの最中ならともかく、日中の生活をズボンの前を膨らませたまま過ごすとなると、余りにも恥ずかしい。あと2・3回程、モルティラニアに射精しておけばよかったなと、今更ながら後悔する大和であった。
だが、それより大和には、1つ気になることがあった。それは、
(僕がモルティラニアと二人っきりで外出したこと、誰にも気付かれてないよね?)
大和とモルティラニアが泊まる客室には、大和達以外にあと3人寝泊まりしていた。アーカート、ティナ、カルラの3人である。
もしも、自分達が外出したことが、このうちの3人の誰かに気付かれており、それが何らかの間違いでジェンやカスミ達に伝わってしまったら、非常にややこしい事態に発展することは確実である。
自分達が外出した時、3人が眠っていたかどうかなど、大和に分かるはずがない。というより、部屋を出た段階では自分達が何処に行くのかさえ一切不明な状況だったので、とてもじゃないが、気持ちよく熟睡していたところをモルティラニアに無理矢理起こされ、彼女に連れられながらホテルまで歩いている最中も半分夢の世界にいた大和には、そこまで注意する判断力はなかった。
大和は最悪の事態を回避するために、保険をかけておくことにした。彼はベッドの横に立て掛けてある一振りの剣に向かって、
「ねぇ、ガルド」
と、小声で囁いた。
「お帰りなさいませ。モルティラニアさんとは、どうでしたか?」
開口一番、魔法剣ガルドが今夜の逢い引きの事を訊いてきた。
「何で知ってるの?」
「私達魔法剣は通常睡眠という行動は必要ありませんから。あなた達が部屋を出ていくところも、しっかり見ていましたよ。そしてモルティラニアさんのことだから、おそらく目的は………」
「……そ、そんなことよりもガルド、1つ頼みたい事があるんだ。今夜、僕とモルティラニアがホテルに行ったことが、もしみんなにバレた時は、上手く誤魔化してほしいんだけど」

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