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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 168

疑問に思ったモルティラニアが逆に聞いてみる。すると、大和は、
「頼む、モルティラニア。このままじゃ、彼女達はこの暗い洞窟の中で一生を過ごしてしまう。しかも、彼女達はここを逃げようとさえしないはずだ。サドクインがそう調教したからだ。僕はどうしても、彼女達を太陽の光が当たる外の世界に出してあげたいんだよ」
大和の必死の懇願に何かを感じ取ったのだろう。モルティラニアはコクリと頷くと、
「わかったわ。すぐに助け出す」
と、言い残し、廊下の奥に走り去った。
「これでよし。行きましょう、ジュリアさん」
すでに盗賊のほとんどが逃げ出している。本丸に敵の侵入を許し、頭のサドクインの姿もないとなれば負けは決まったようなものだ。こうなれば逃げるほかに道はない。事実、盗賊達はこの時点でほぼ全員が戦闘不能または逃亡していた。

かくして大和の盗賊退治は成就した。
バランに戻った大和達は一躍英雄となり、その日は夜遅くまでお祭り騒ぎが続いた。
特に作戦を立案した大和には、町中から惜しみ無い歓声と拍手が贈られた。
仲間達も勝利の美酒に酔い、華やいだ空気をそれぞれが楽しんでいた。やがて、深夜になり辺りが寝静まった頃、大和は1人、ジュリアの部屋に呼ばれた。


「大和君……」
部屋に入るなり、大和はジュリアにベッドに押し倒された。
「今日はありがとう。町を代表して、改めてお礼を言わせてもらうわ」
ジュリアはそう言うと、真面目な印象の彼女とはかけ離れた妖しい表情を見せ始める。
「そこで、何かお礼をしなければと思いまして、他の皆様には報償金を差し上げようと考えております。しかし、あなたには……」
ジュリアは下着しか着けていない。全体的にバランスがとれており、ジッと見ていると、じわじわと興奮がこみ上げてくるような体つきだった。
「こっちの方がいいかと思いまして……」
ジュリアがゆっくりと下着を脱ぎ捨てていく。乳首も乳輪も標準的な大きさで、尖り具合が可愛らしい。
彼女は続いてショーツに手をかけた。ショーツを焦らすようにゆっくりとおろしていくうちに、大和の中でエロチックな興奮が徐々に込み上げてくる。
「あなたも早く服を脱ぎなさい」
ジュリアに促され、大和も服を脱ぎ、裸になった。勃起したペ〇スをジュリアにちょっと見せつけてから、ベッドの上で抱き合い、キスをした。
キスしながら、ジュリアの乳房を少し揉んでみる。柔らかさと弾力性のバランスが絶妙だった。大和は艶かしいバストラインを指先で楽しみながら、柔らかな部分をマッサージするように揉みほぐした。

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