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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 162

そんなサドクインを見つめる大和。
「楽しいこと・・・・そうだね。僕もそう思うよ。折角だから妊娠してみる?」
言った大和の股間はすでにギンギンになっていた。
「いいわね。君みたいなかわいい子は、好きよ。思う存分鳴いてくれるならね!!!」
シュビャン!!
サドクインの鞭が唸る!
「その前に1つ、ジュリアさんはどこに隠した?」
「それなら、あそこ……」
サドクインが背後を指差す。見ると、そこにはまたもや深紅の扉があった。
「あの奥にいるわよ。でも、あの子を助けたいなら早くしないと不味いんじゃない」
「どういう意味だ?」
サドクインが意地の悪い笑みを口角に浮かべる。
「今、躾の最中なのよ。とっても可愛いわよ。快感が波のように押し寄せ、生まれたままの姿で絶頂を繰り返す。涙の止まらぬ両目、驚くほど膨らんだ小鼻、涎を垂らしながら開きっぱなしの口。ふふ、ザマぁないわね」
サドクインは愉快そうに笑い声を上げた。
(………狂ってる)
この時大和は、生まれて初めて本気で女を殺したいと思った。
「アンタだけは許せない!」
雄叫びをあげながら、大和がガルドを構えて襲いかかった。
「うるさいわね」
うんざりしたようなポーズをとりながらサドクインは鞭を操り、側に置いていた重さ30kgはありそうな椅子を、大和目掛けて勢いよく放り投げた。
大和が間一髪でそれを避ける。だが、
「ほらほら、可哀想な声出しなさいよ」
バシイッ、バシイッ……。
サドクインが巧みに鞭を操り、大和を攻撃する。
大和も、ガルドでそれを受け止める。
砦の一室で、2人は激しくぶつかり合ったのである。



一方、本丸では、
「はあぁ!!!」
レグナスが襲いかかってくる盗賊達を全滅させたところであった。最後に斬られた敵が、ゆっくりと地面に崩れ落ちる。
(くッ、随分と手間取ってしまったな。早く中に入らなければ……)
レグナスが洞窟の中に入ろうとしたその時だった。
叫び声をあげながら、中央曲輪から盗賊達が攻め上がってきたのである。
(中央曲輪はアーカート達が押さえたはず。彼らは制圧に失敗したのか?)
やむなくレグナスが応戦しようとする。
そこへ、
「ギエッ!!!」
突如、盗賊達の背後から悲鳴が聞こえた。同時に、
「ちょっと、オジサン大丈夫なの?」
槍を振り回しながら、モルティラニアが姿を現した。
実は、中央曲輪から攻め上がってきたと思われた盗賊達は、本当はモルティラニアに追われて本丸に逃げてきただけだったのである。
しかし、逃げこんだ本丸はレグナスに制圧されていた。当然盗賊達は動揺する。そこにモルティラニアが追い付いたのである。

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