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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達〜第2章〜 108

「すごい、こんなに硬くなってる……」
ラティアが恐る恐る指を這わせてきた。
「温かい……」
汗ばんだ手のひらで包み込み、ラティアは幹や亀頭の感触を確かめ、さらに肛門の方まで覗き込んできた。
「ね、入れてみたくなったでしょ?」
「う、うん。でも………」
2人が密談するように囁きあう。
「大丈夫よ。さっきも言ったけど、痛いのは最初だけなんだから」
「で、でも………」
ラティアは頬を赤めながらモジモジと良い、身体を縮めた。
おそらくラティアの心の中では、セックスに対する好奇心と処女を失うことに対する恐怖心が、互いにせめぎあっているのだろう。彼女の表情を見れば一目瞭然だった。
ここは彼女の中の恐怖心を優しく取り除く必要があった。
「ねぇ、ラティア」
大和がラティアの瞳を真っ直ぐ見つめながら言った。
「ラティアはセックスをしたくないの?」
「別に……そんなことはないけど……」
「でも、セックスが怖いっていう気持ちも少なからずあるんじゃないのかな?」
「………う、うん」
言うと、ラティアが恥ずかしそうに俯いてしまった。
「ラティア………こっちに来て」
俯いたまま、ラティアが近づいてきた。大和はそんな彼女の背中にそっと手を回し、抱き寄せた。
抱き寄せても、ラティアは拒まなかった。
大和は、そのままラティアに顔を寄せ、そっと唇を重ねてしまった。
「……………」
ラティアは避けようとしない。
大和はそろそろと舌を伸ばし、絶世の美少女の唇を舐め、少しずつ奥へと差し入れていった。上の歯の裏側を舐め、甘く濡れた舌を探っていく。
ラティアの舌も、次第に無心な動きをして触れ合ってきた。
そして大和が、ラティアの胸の登頂部に触れると、
「ンッ……!!」
ラティアが熱い息を震わせて喘いだ。しかし抵抗する気配はない。
大和は片手で胸を撫で回しながら、さりげなくもう片方の手を彼女の股間に持っていった。
「あん………!」
ラティアが唇を離して声をあげた。
「ラティア………抱いてもいいかな?」
大和はもう後戻りできないほどの欲望に呼吸を弾ませ、彼女の顔をジッと見ながら言った。
「待って、恥ずかしい……」
「何が恥ずかしいの?僕らのセックスがレシアナさんに見られてしまうこと?でも、君だって、僕とレシアナさんのセックスを見てたじゃないか。それに、今はみんな裸じゃないか。これ以上見られて困るものなんて何もないよ」
「それは……そうだけれど……」
ラティアはモジモジしながら俯いた。

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