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月光に照らされし幻影
官能リレー小説 - ファンタジー系

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月光に照らされし幻影 6

風呂から出たアリア。ガイルに隙を見せないようにしっかりと着込む。
「こらっ!!ガイル!!お前に食べさせる飯なんかない!!出てけぇ!」
剣を突きつけ追い出すアリア。
「はいはい、分かったよ!でもつれないなぁ、俺とアリアちゃんの仲じゃないか?」
へらへら笑いながらアムに注がれた酒を飲んでいるガイル
「斬る・・・・・」
振りかぶるアリア。流石に本気であることに気づいたのだろう。怒った顔もかわいいよ!などと言いながらようやく出て行った。
「まったく……」
追い払うことに成功したアリアはアム君が作った料理を食べることにした。
8歳なのにアリアより料理が上手いアム君、作った料理も種類が豊富だった。
「いただきます。」
手を合わせて料理を食べる。 ついでにお酒も注いで飲もうとするとアム君が慌ててアリアを止めた。
「……それ、飲んじゃ駄目……」
テテテとアム君は台所に走っていき新しい酒瓶と杯を持ってきた。
早速新しい杯にお酒を注いでもらうが、ふと台所を見たアリアの目には便秘用『超強力・無味無臭・すっきり下剤・即効タイプ』の箱が見えた。
外で呻き声のような声が聞こえたような気がしたが、気にしないでおこう。
それから、アム君とのいつも通りの談笑しながらの食事が始まった。
「…今日の宝石はキレイだったね。どんな妖魔の核だったの?」
普段はあまり自分から話題を出さないアムだが、妖魔狩りの話はいつも目を輝かせて聞いてくる。
「え!?今日の狩り?」

少々あせるアリア
「・・・・・うん、あの宝石綺麗だったから・・」
アム君も流石に気になるのだろうか?
「あ、うん!今日はねとっても強い妖魔と戦ったんだよ?」
口からでまかせ、何とか答えるアリア。
「・・・どんな妖魔?」
さらにあせるアリア
「もっ…森の主よ」   「それって朝言ってた満月しかあらわれないという奴?」

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