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学校で死のう!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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学校で死のう! 37

手を休めることなく、ヘティラが聞き返してきた。彼女は哀徒の両足にのしかかりながら、彼のベルトを外しズボンを脱がせようとする。もう一刻の猶予もない。
――何とかして気を引かないと!
哀徒は必死に頭を回転させ、口にする言葉を考えた。もちろん生半可な台詞では用を成さないだろう。何かヘティラが興味を持ちそうな話題はないか。
――そうだ。これはどうだろう?
一つのアイディアを思いついた哀徒は、早速それを実行に移した。
「あ、あのですね。始める前にちょっとお耳に入れておきたいことが」
「何だよ? 早く言え」
「じ、実はさっき、ミルキュリアさんやグーランスさん以外の魔法使いの方にお会いしまして……」
「なっ、何だって!?」
もちろん、魔法使いに会ったなどというのはハッタリである。相手が三人だけという情報を悪用し、出まかせを並べたのだ。だが幸いヘティラは信じたらしく、急に真剣な顔つきになって哀徒を問いただす。
「本当か?」
「はい本当です。ここから自由にしてくれたら、その人のところまで案内しても……」
「ぐっ、どうしよう……まさかハルナディーラがもう……おい哀徒、その魔法使いってどんな奴だったんだ?」
「え、ええとですね……背の高い男の人で……」
どうせ嘘なのだからと気軽に考え、哀徒は魔法使い(架空)の設定を適当にひねくり出した。しかしそれを聞いた瞬間、ヘティラの額に青筋が浮かぶ。彼女は哀徒の顔のすぐ横の床に、いきなり拳を叩きこんだ。
ドゴオッ!
「ひいっ!」
「男に魔法が使えるわけないだろ! いい加減なことぬかしやがって!」
「そ、そうなんですか……?」
「そうだよ! ったくこのガキは……とことん教育してやらないと駄目だな」
どうやら状況はより悪化したらしい。
「ふんっ!」
ヘティラは哀徒のズボンをその下のブリーフごと破り捨て、一気に彼の下半身を露出させた。望みのものと対面し、彼女は再びニヤリと笑みを浮かべる。
「へえ……これが男の性器か。こんな形してるんだ……」
ヘティラは哀徒のペ○スをしげしげと眺め、やがて先端を指でつついたり袋を揉んだりし始めた。哀徒はすでに脳震盪からは回復していたものの、両手を拘束されているため、彼女にされるままになってしまう。
「や、止めろ! 止めろおっ!」
「嫌だよーだ」
ヘティラは哀徒の叫びを一蹴し、今度はその巨大な乳房で彼のペ○スを挟み付けた。包み込むようにしてゆっくりと動かし、じわじわと刺激を与えていく。
「へっへっへ……男ってこうされると気持ち良くなって、交尾できるようになるんだよな?」
「いや。全然」
哀徒はヘティラの言葉を全否定した。だがその言葉も、ペ○スがだんだんと硬度を増している今の状況ではスポーツ新聞の見出しほどの真実味さえない。
――駄目だ! 大きくなるな!

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