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学校で死のう!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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学校で死のう! 12

裸に靴だけという格好になった水芸女が哀徒をまたぎ、彼の股間に腰を下ろそうとする。
――やばい!
もう間違いないだろう。何故か知らないが、水芸女は明らかに哀徒を犯そうとしていた。この期に及んでようやく身の危険を察した哀徒は、どうにか回避できないかと考えを巡らせる。
「くっ…」
もちろん哀徒も生物学的には男である以上、そういったことに興味がない訳ではない。だがさすがにこんな訳の分からない状況で訳の分からない女相手に童貞を無くすのは遠慮したかった。
「ちょ、ちょっと待って!」
考えた作戦の第一はやはり会話をかわすことによる引き伸ばし工作だった。哀徒は何とか水芸女の注意を引き、あわよくば説得しようと試みる。
「何だ?」
幸い今度は黙れと言われない。それに勇気を得て哀徒は続けた。
「あ、あのっ!こういうことってもうちょっと、お互いに知り合ってからの方がいいんじゃ…」
「何を言っているんだ。楽しみたいと言ったのはお前だろう?」
「く………」
哀徒は自分の失言を後悔した。だがもちろん、その程度で諦めるタマではない。
「で、でもまだ名前も聞いてないし…」
「そう言えばそうだったな…私の名前はミルキュリア。これでいいか?」
「あ、あのっ!」
「…今度は何だ?」
水芸女改めミルキュリアは少し怒ったような声を出す。だんだんイライラしてきたようだ。
「あの、自分はこういうの初めてで…うまくできるかどうか不安なんだけども…」
完全に動けない状況でうまくやるも何もない。だがミルキュリアはそれに突っ込まなかった。
「そうか…私も初めてだ。お互い未熟な所には目をつぶろうじゃないか…」
どうやら向こうは処女らしい。哀徒はそれに乗じて言葉を続けた。
「あ、あのっ!初めての時って痛いんでしょ?まず自分の手でいじった方がいいんじゃ…」
「ククク…私を心配してくれるのか。だが不要だ。これを見ろ…」
「え…?」
水芸女は自分の股間を指でまさぐると、その指を哀徒の目の前につきつけた。指には粘液がべったりと付着している。
「…………」
「お前を初めて見た時からこうなっていた。もっともお前が我々の捜し求めていた人間だと知ったのは、その後だったがな…まあそれはどうでもいい。とにかくこれ以上じらされたら気が狂いそうなんだ」
「そ、そう言えばっ!さっきの水どうやって出してたの!?」
「終わってからゆっくり教えてやる」
「それじゃあさ…」
「もういい。黙れ」
水芸女は自分が脱ぎ捨てたショーツとブラを拾って丸めると、哀徒の口に無理やり押し込んだ。
「もがっ…」
哀徒は口が聞けなくなり、ここに第一の作戦は潰えた。ミルキュリアは哀徒のペ○スを右手で握り、自分のオマ○コの方へと向ける。
「ああ…ついにこの時が…」
「んんっ!んんんんっ!」
もう一刻の猶予もない。哀徒は作戦の第二段階、すなわち神頼みへと打って出た。

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