PiPi's World 投稿小説

学校で死のう!
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 9
 11
の最後へ

学校で死のう! 11

「まあいい、後でじっくり聞こう。今は時間がない。あいつらに見つかると厄介だ。最初くらいは二人きりで楽しみたいからな…」
「え…?」
水芸女はまた訳の分からないことを言う。ますます困惑する哀徒だったが、彼の理性はまだ余力を残していた。
ここは風呂場でもヌードデッサンをやるアトリエでもない。裸を晒すということは哀徒をおちょくっているか、誘惑しているかのどちらかだろう。おそらく9―1で前者だと哀徒は考えた。哀徒をその気にさせておいて突き放し、がっかりした姿を見て馬鹿にするつもりに違いない。
――でも、それに引っ掛かってみるのもこの際ありだな!
いくらコケにされようが、最終的に水芸女を学校から追い出せれば哀徒の勝ちである。やはり反抗せず相手の悪ふざけにわざと乗り、時間を稼ぐべきだと彼は考えた。事ここに至っては面子などどうなろうが知ったことではない。
――とりあえず、相手が期待する通りに振舞ってみよう!
「え、ええ。二人で楽しみたいですね…」
哀徒は適当に調子を合わせた。水芸女はそんな彼の台詞に満足したのかニヤリと笑う。
「嬉しいこと言うじゃないか…では始めよう」
「え…?」
――おいおい、一体どこまで引っ張る気だ!?
哀徒はてっきり水芸女が「バーカ。何その気になってるんだ?」と自分を嘲笑し始めるものと思っていたのだが、彼女の反応はそれとは違っていた。
そればかりか水芸女は哀徒の股間に手を伸ばし、白魚のような指で彼のペ○スを握ったのだ。思わず哀徒は悲鳴を上げてしまった。
「ひいいっ!?」
――もしかしてこの人、本当に俺とセックスするつもりなんじゃないのか!?
自分は思い違いをしていたのだろうか。そう感じ始めた哀徒の全身から、どっと冷や汗が噴き出した。
「いろいろしてやりたいんだがな…今日はこれで勘弁してもらうぞ」
シュッシュッシュッ…
水芸女は片手で哀徒のペニスをしごき始めた。
「ひいっ!ひゃああっ!」
視覚による刺激にはどうにか耐え切った哀徒だったが、さすがに直接いじられては抵抗も虚しかった。かん高い声で鳴きながら、容姿の割にはそこそこ立派であると言えないこともないペ○スを少しずつ勃起させていく。硬さを帯びたペ○スは次第に天井の方を向いていった。
――洒落になってないぞ、こりゃ!
哀徒は暴れて逃げ出そうとするが、やっぱり体は動かない。まさしく進退谷(きわ)まった。いつしかペ○スは直立を超え、哀徒の腹の方まで反り返ってしまっている。それを見た水芸女が嬉しそうに微笑んだ。今や彼女の顔は紅潮し、息遣いも荒くなっている。完全に興奮しているようだ。
「はあ、はあ…小娘みたいな顔していい物持ってるじゃないか…たっぷり味わわせてもらうぞ」
「ぐ………」
彼女は一度哀徒のペ○スから手を放して立ち上がり、ショーツを脱ぎ捨てた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す