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変態エルフ姉妹の花嫁王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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変態エルフ姉妹の花嫁王子 3

陣地内に構成された巨大テント内にて高座に座り部下と義勇軍の将と共に宴の所にルーサー王国の王子が差し出されたので視姦が始まる。
「ルーサー王国王子のルドルフ……帝国の騎士団を逃がす為に殿になり攪乱を仕掛ける、見事な判断だ。惜しいのは馬と剣の扱いに聊か不慣れな所かのぉ」
オーガ族の“剛剣のガロ”は褒めと貶しを同時に言う。幼さを残す人族の少年にも業棒が起ってしまうのだ。
「ガロ殿ならその場で嬲り尽くしておるわ……だが今回はエイミー様とエイカー様の所有物になるぞ」
姉妹のお目付け役であるドワーフ族のノロ爺は厳しい目付きを送る、幾ら酒席でも少々言葉が失礼になっていた様だ。
「皆の者よ、ゆっくりと楽しんでくれ」
「お先に失礼しますわ」
姉妹は武具を脱いでいるのはそれだけ万全である……ルドルフは最早戦意を損失していたのだ。
「お楽しみっていうことっすねぇ〜」
お調子者であるが魔導士としては腕が立つコボルトのドルコはケラケラッと笑う、手土産に淫魔術の素材を持ち込んでおりお零れに人間族の女性にありつける訳だ。
「これでルーサーを堕とせば広大な穀物の海を手にする事出来る、コボルト殿頼まれた種子は?」
暗魔導士であるポオルの言葉にドルゴの顔がニッとする。
「採るのに苦労しましたよ……持ち込んだガキで足りるかなぁっておもってましてね。杜海にするつもりですかい?」
「ルーサー王国は杜を切りエルフを嬲り捨てた……人は光芒の如く昔を忘れる、罪人の子孫はそれなりに償わせてもらう」
ドルゴは懐から出した皮袋を手にするポオル、これには魔杜の海に棲む浸食樹の種子が入っている。
「今回は人族の騎士も参加されているぞ……」
「ふん、帝国のおちこぼれか……何故にあの姉妹は呼び寄せたのだろうか?」
ドルゴは不全としているが政治に詳しい者ならオーウェンの正体を知れば納得する。


オーウェンは姉妹らが居るテントからかなり離れた場所にて陣を構え夜警を実施、ルーサー王国王子が生け捕りされた事はバラモン僧のガジャにより知らされた。千里眼と万能耳を持ちイセの故郷へと行く海路の途中にあるインディア国から修行の旅に出てこの地に迷い込んだ怪僧だ。イセが信仰している宗教の僧である。
「今宵は王女姉妹の天幕は近寄らない方が良いですぞ、若殿」
「……おぞましい宴が始まったか」
リザーフ族のモンク僧であるバルゴは東方から来たガジャの言葉を理解しオーウェンは言う。
「交代で見張りを絶やすな、王子奪還はあり得る……」
同じ種族であるが情けは無用、だが帝国騎士団が内密に来た事は王女姉妹も把握している……異母兄には一応事の顛末を示した書簡を伝令鷹に預けて放っている。


今頃は城下町で噂が飛び交い宰相である異母兄とその臣下らが対応を協議している事だ。
「オーウェン様、進軍上の村々に警告を発しました」
クノイチのユイは数日後には戦場になる地域にある村や宿場町の面々に警告を発した、これで姦謝祭の発生を幾つか防げる。亜人らには悪いがこれ以上他種族同士の対立は避けたい。
「オーウェン、夜警とはまた……」
「初参加だからな、酒の席に呼ばれるとは思ってもない」
傭兵団監査役のフェルス王国剣士であるタバンは驚く、既に警備を開始していたのだ。
「フェルス様は手が離せない用事故に……なにとぞ」
「隠さなくっても良いさ、知識を与えられた者は欲も業も深くなる……何より今はあの天幕には誰も近寄れないさ」
オーウェンは月夜を見上げた。エルフ族の魔法は月が出る夜は強力になる。
どの種族よりも魔法/魔導特性が高いのがエルフ族だ……人族の魔導士が作成した加護の呪符も消し飛ぶ程に。



フェルス姉妹の目の前にて手足を広げられたルドルフは顔を横に向ける……無理もない、全裸状態で恥ずかしいのに肉棒が起っているのに手で隠せないのだ。敵将姉妹の目の前なのに、しかも二人とも全裸になり各部にある装飾品が荘厳で美しい身体とマッチしている。
「ふふ、可愛いわ……まだ雌花の垢に塗れてないわね」
「雌豆を探るわよ、今宵の内に装飾しなければね」
エイカーは性交用油を手に取りルドルフの菊花に指を挿入させた。
「!」
今まで味わった事が無い感覚、気持ち良いのか悪いのかのも判別出来ない。エイカーも感触でお目当ての器官を探り当てた。何よりも自慰すらした事もない……。

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