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躍動する時
官能リレー小説 - ファンタジー系

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躍動する時 3

ゴーチェは跨り見下ろす若い女の豊かな胸…ではなく、朱に染まった腹部に目を奪われた。
そこには刃による傷があった。そこから流れ落ちた血が、結合部にまで垂れてくる。
だが、女は激しく穴を蠢かせ、快楽責めがゴーチェを襲う。
「うっ、ううっ!!」
強すぎる快感にうめき声を上げ、射精する。
びくびくびくんと、突っ張るように突き上げながら、女の中に子種を吐き出す。
「ああん…すごい精力……」
するとどうしたことか、流血していた傷が小さくなった。
「私の木に傷をつけたから、こんな傷ができたのよ。とっても痛かったんだから」
責めるようでいて、それでいて面白がってもいるような、ないまぜになった声音。
乙女のように可愛くも、どこか残酷な悪女のような微笑。
緑色の長い髪を揺らせ、豊かな胸を弾ませ、腰を揺らせて責めながら、彼女は言った。
「ドリュアスたる私に傷をつけるなんて、本当なら殺すところだけど、あなたって面構えが逞しくて好みだから、償ってくれたら許してあげる……たっぷり償ってね」
「ううおおっ!!」
あまりに気持ちよすぎて、ゴーチェはまた腰を震わせ、精を吐き出す。
ゴーチェの激しい吐精に胸をたゆませ、ドリュアスはうっとりとしていた。
「あはぁ…素敵……まだこんなに出せるなんて。
生命力に満ちた、素晴らしい男の人……それにこの傷も……」
彼女の腹の傷も、また小さくなった。流れ出ていた血も、ほぼ止まっている。
「ねえ、まだまだいけるわよね?」
クスッと微笑み、彼女はまた腰を揺らせる。
彼女の名器が、射精したばかりのゴーチェの巨根をさらに搾るように蠢き、ゴーチェはその責めに身を震わせるが欲望には逆らえず腰を突き上げる。
「そうよ、あん!いいわぁ!」
「おごっ!すごいよ!止まらないっ!」
若々しい声を上げてゴーチェが激しく腰を上下させる。
「奥までゴリゴリきて、ああん、イイ!」
たぷんたぷんと豊かな胸を揺らせ、ドリュアスの娘も彼の逞しい肉棒の激しい突き上げを受けて快感に身悶えしながら楽しんでいる。
「太くて素敵よぉ!もっと搾らせて!」
彼女の名器が、負けじとゴーチェの肉棒に巻き付いたり絡みついたり、激しく抜き差しする彼にさらなる気持ちよさを与えて精を搾る。
「あ、あが…出るっ!」
またゴーチェが腰を震わせる。魂が吸い出されそうな、あまりにも気もち良い射精だ。
「もっと、もっとちょうだい!この傷を治して、もっと気持ちよくして!」
「あぐっ!おわっ!」
彼に付けられた傷がまた小さくなった。
射精直後の敏感な肉棒が頑強に勃っているのをいいことに、ドリュアスの娘はますます腰を震わせる。
太く長い肉棒は、ドリュアスの求めるままに快感を与え、もっと気持ちよくなりたい、種付けしたい、本能的にますます力強く彼女の中で自己主張している。

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