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原始時代の聖水
官能リレー小説 - ファンタジー系

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原始時代の聖水 3

「オオオオォ!」
しばらくそのままの姿勢でいたが、ふいに脱力し気絶してしまう。
ラオンはそれを確認するとゆっくりと性器を引き抜いた。
同時に彼の肛門からも白濁液が流れ出てきた。
「ふうっ。中々楽しませてもらったぜ。でもまだ終わりじゃない。俺はお前が気に入った…」
ラオンはぐったりとしたグレベを抱き寄せると、未だにそそり立ったままの彼の肉棒を握り鈴口をグチュグチュと刺激する。するとグレベはすぐに意識を取り戻した。
「俺をどうする気だ…」
「泥に様々な成分を含ませて送り込む」
「何だと?」
「例えば増強作用のある物をね」
それを聞いたグレベの顔色が変わる。
彼の鈴口は激しくヒクヒクとしていた。まるで何かを受け入れる準備をしたかのように。
「やめろ!そんな事をされたらおかしくなっちまう!」
だがラオンは聞き入れない。
グレベの体に絡み付いていく緑色の泥がそこへと集まっていく。
「グアァ!」
グレベは叫び声を上げる。亀頭に被さったそれがついに侵入を開始した。
「嫌だぁぁぁぁ!」
グレベは涙を流しながら絶叫していたが、それはすぐに甘い喘ぎへと変わっていった。
ラオンはその様子を満足げに見つめている。
「これでお前は生まれ変わるのだ。俺と同じ泥使いへ!」
そう言った直後、内部へと入ったそれがグレベの精巣と合わさっていた。かなり不本意な展開ではあるが、こうしてグレベは新たな能力を手に入れたのである。
「お、俺の体……一体どうなってんだ……」
グレベの精巣が活発に活動し始め、尿道に充填された緑色の泥を押し出そうとしている。
だが、生産された精子は泥に吸収されていき次々に魔力へと変換されていく。
なので精液が吹き出すことはない。ただただ射精欲だけが高められていく。
「ああ……くそっ!なんなんだこの感覚は!?」
グレベはペニスを揺らして身もだえた。
ラオンはうろたえるグレベを安心させようかと思ったのか話しかけてきた。
「心配する事はない。それはお前の精巣が元気だということでもある」「どういうことだ?」
「この性器の感覚は魔力が生み出されているということ、つまりお前はこれからどんどん強くなるという事だ。もしかしたら俺を越えていくかも知れんぞ」
グレベは驚いた。
自分が強くなっていく?信じられない話だった。
だがラオンは続ける。
「だから安心しろ。一緒に頑張ろうじゃないか」
グレベはこの男に負けたくないという思いが急速に湧き上がってくるのを感じていた。
それにより精巣はますます活性化していく。
そしてとうとうその時が来た。
「ウグッ!また来るぅ!!」

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