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仕えるミノタウロス
官能リレー小説 - ファンタジー系

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仕えるミノタウロス 4

もう既に右手の動きに合わせて腰を突き出し快楽に浸っていたからだ。その度に頭の中で何かが弾けていく感覚に襲われる。
「ダメだ…手が止まらねぇ…」
「おい、しっかりしろって!正気に戻れよ!」
叫ぶように呼びかけてくるギュートの声すら遠く感じるほど意識が混濁していく。それなのに周囲のミノタウロス達の痴態だけは鮮明に見える。
グチュグチュと音を立てて扱かれる太い陰茎、揺れ動く大きな玉袋、そして引き締まった尻の穴へと差し込まれる指…。どれもが魅力的に映った。
「ふーっ…ふーっ…!」
息遣いが激しくなる。目の前でオロオロしているギュートを犯してやりたいという欲望に支配されそうになる。だが、ギリギリのところで踏み留まっていた。
(駄目だ…ここで理性を失ったら終わりだ!耐えろ!)
必死になって自分を律する。しかし、それでも本能には抗えなかった。気が付いた時には目の前にいるギュートのペニスを口に含んでいたのだ。
「なっ!?やめろ!」
口の中に苦みのある液体が広がる。それを飲み込むと同時に頭がスッキリとした。
それと同時にギュートも下半身の衝動に屈したようで、抵抗せずに腰をくねらせ始めた。唯一最後まで冷静さを保っていたギュートが俺のせいで堕ちた瞬間だった。
俺達は快楽の無限地獄に取り込まれていた。他の雄の放つ強烈なフェロモンと我慢汁の臭いが混ざり合い、鼻腔を刺激する。それにより俺も雄フェロモンと我慢汁を放出し、他の雄の性欲を刺激してしまう。それが延々と繰り返される悪循環へと陥っていた。この状態に陥れば最後、誰も抜け出すことは出来ないだろう。
濃厚で粘り気の強いザーメンがあちこちで飛び散っていく。それはまるで白い花火のように綺麗で淫靡なものに見えた。
「あぁ…すげぇ…最高だ…」
俺とギュートはお互いのペニスを掴み合って兜合わせをしていた。それだけでも気持ち良いのだが、もっと強い刺激を求めて自然と腰を動かしていた。
クチュクチュと湿った音が響く。俺とギュートは夢中になって互いのイチモツをぶつけ合う。
屈強なミノタウロス特有のデカマラ同士がぶつかり合う光景は圧巻の一言に尽きるものだった。
「あぁ…イキそうだ…イクッ!」
「俺も出る!ウゥオオオッ!」
叫んだ次の瞬間、俺とギュートは大量の精液を放出する。勢いよく放たれたそれは互いの身体に降りかかる。熱い粘液を浴びたことで俺達は再び興奮してしまった。
俺は何かに刺し貫かれ、引き裂かれる激痛を感じた。ぷちりと何かが千切れた。
「ぎゃああ!!」
俺の喉から悲鳴が出そうになった瞬間、ギュートの悲鳴が押しかぶさる。
俺もギュートも背後から肛門を無理やり貫かれたのだ。
ギュートの背後にいるのは、さっき俺達の周りにいたミノタウロスの一人だ。
おそらく俺の後ろの奴も同じだろう。
「いぎぃ!うぐぅ!」
デカマラが情け容赦なく俺とギュートの肛門を犯し、括約筋もぶちきれてしまった。
後ろからは、荒い息と激しい律動、そして容赦なく俺の奥を掘る硬く熱い衝撃。

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