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仕えるミノタウロス
官能リレー小説 - ファンタジー系

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仕えるミノタウロス 3

(まさか毒ガスでも?)
一瞬、嫌な考えが頭をよぎる。しかしすぐに否定した。
主人はいつも俺たちに対して優しく接している。だからそれはありえないだろう。
だが、この症状は明らかに普通じゃない。俺は動けずに居た。
そうこうしているうちに他のミノタウロス達が動き出す。一人、また一人と股間の装備を脱ぎ捨て始めたのだ。そして一糸まとわぬ姿になっていく。
鍛え上げられた筋肉質の肉体。そして、そそり立つイチモツ。どれも立派なものだ。
それを見て俺は自分の股間が熱くなるのを感じた。
いかんいかん! 何を考えているんだ俺。相手は俺と同じ魔物…それも雄だぞ?
「おい、大丈夫か?」
そんな時、背後から声をかけられた。振り向くとそこには見知った顔があった。
「あぁ、お前も呼ばれていたのか」
そこにいたのはやはりミノタウロスのギュートだった。彼は心配そうな表情で俺を見つめていた。
「ああ、それよりこれは一体何なんだ?」
「わからん…だが一つだけ言えることがある。ここはヤバイ場所だってことだ」
俺とギュートはお互いに周囲を警戒しながら話を続けた。しかし、二人共裸でイチモツをそそり立たせた状態なのでどうにも締まらない。
「とにかくここから出ようぜ。ここに居ると気が変になりそうだ…」
「同感だ。だが、他の奴等はもう手遅れかもしれんぞ?」
そう言ってギュートは他のミノタウロス達を見た。確かに彼の言う通りかもしれない。皆一様に興奮して呼吸を荒げている。
中には我慢できないといった様子で自らの手で慰め始めている者までいる始末だ。
(くっ…こんな時に)
俺も先程から身体の奥底から湧き上がる衝動を抑えきれずにいた。
早くこの場から離れなければ…。
俺は必死に耐えていたが、とうとう限界を迎えてしまった。
気が付くと俺は無意識のうちに自身のモノを握って上下に動かし始めていたのだ。
「あっ…ぐぅ…うぉおお!」
「おいっ!?お前まで何をやってるんだよ!」
驚いたような声を上げるギュート。しかし、今の俺にはそれに構っている余裕は無かった。

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