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仕えるミノタウロス
官能リレー小説 - ファンタジー系

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仕えるミノタウロス 6

周りのミノタウロス達は相変わらず興奮しっぱなしだった。イカ臭くなっているこの部屋の中で、それなりに理性を保てている俺とギュートだけが異質の存在のように思えた。
もしかしたら俺とギュートは、他の連中と何かが違うのかも…。
しかし今の俺にはそれが何なのかをじっくり考える余裕は無かった。
「オォォ!」
もう自分でも何をやっているのか分からなくなっている。頭がボーッとしてくる。
この狂った宴はどの様な結末を迎えるのか、そして俺とギュートはどうなるのか…。
それを知る術など、今の俺には存在しなかった。
◆◆◆
「ハァ…ハァ…」
俺とギュートは息も絶え絶えになりながら地面に這いつくばっていた。全身が疲労感に襲われていた。だが、それでも俺の中で性欲の火が燻っている。
もっと犯されたいという欲望に駆られて堪らないのだ。
他のミノタウロス達も一様に荒い呼吸を繰り返しながら欲望に満ちた目で俺達を見下ろしていた。
「結合せよ」
誰かが俺達に向かってそう言い放つ。その言葉を耳にした途端、俺の中で何かが弾けた様な感覚がした。
俺は即座に四つん這いになると尻を高く上げて待機する態勢を取った。
ギュートは立ち上がり、俺の前に立ったかと思うとそのまま俺の後ろに回り込み、自らのモノをあてがい…。
その瞬間、俺の頭の中が真っ白になった。凄まじい快感が俺の脳髄を刺激する。
俺のケツ穴をギュートのイチモツが貫いたのだ。そしてそのまま激しいピストン運動が始まる。
俺の腹の中で熱く脈打つそれは、とても大きく存在感があった。
その剛直が出入りしている感覚は筆舌に尽くし難い快感をもたらした。今まで何度も同族に犯されたが、その中でも最高級の快楽が俺の全身を駆け巡った。
「あひぃ!おっ、おぉおお!」
俺は絶叫を上げていた。あまりの衝撃に一瞬意識を失いかけたほどだ。
「ぐおおぉ!あっ、あああ…!」
一突き毎にイッてしまう錯覚に陥るほどの快感。
俺は今、間違いなく幸福を感じていた。
「あひぃ!あっ!あぁ!」
もう何も考えられない。ただ快楽に身を任せるだけだ…。
「ぐおっ!?うぐっ!」
ギュートも同様らしく、呻き声を上げながら夢中で腰を打ち付けている。
俺も負けじとギュートのデカマラを締め上げる。すると、それに反応するかのようにギュートも更に強く突き入れてきた。


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