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地下水路
官能リレー小説 - ファンタジー系

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地下水路 6

その頃には戎凱以外は全裸にされていました。次々に泥の中に弾き飛ばされていくので装備が何も残らなかったのです。
そのうちテッソの数が目に見えて減ってきました。相手も無限に出てくるわけでないようです。
気力の尽きた男達も居ますが、それでも優勢になってきています。
小河の方はというと未だに部屋に隠れておりました。戦いが一段落するまで動かずに待っていたのです。
そして、金属音が減ってくるのを感じとり「そろそろ出てもいいか」と部屋から出ようとしました。
しかしそれを止めた者が居ました。ここに来たときに見かけたあの少年でした。
少年はやはり褌姿のままでした。初めて少年を見てからそこまで時間が経っていないのだからおかしいことではありません。
少年は何やら妖しげな言葉をささやくと、小河を部屋の奥にまで吹き飛ばしてしまいました。
そして、布団の上に転がった彼に近づいていきます。
小河は吹き飛ばされた衝撃で中々立てずにいました。少年らしからぬ異様な力に恐怖していた、というのもあります。
小河は布団の上で無意味にジタバタするしか出来なくなっていました。
少年が無言で小河の両足を掴みます。
少年は無理矢理に小河の股を開かせ、そのまま話し始めます。
「戦ってる仲間が今どんな状態か知りたい?」
小河はその言葉に不穏なものを感じ反射的に返します。
「まさか全員殺したんじゃないだろうな…」
「むしろ逆…、皆イキイキしてるくらい」

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