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狼は呼ばれた
官能リレー小説 - ファンタジー系

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狼は呼ばれた 3

少年がおかれた状況は他のワーウルフの男達とはかなり違っていた。少年は美女と三人の少女に挟まれた状況にある。
少年だけが多額の金貨を受け取っていないという事も奇妙だった。
この少年にはなにかあるのだろうか?
しかし当の本人にはそんなことを考える余裕はない。
だが、違和感に気づいている者は居た。焦げ茶のワーウルフであるスランという青年だ。
彼はわけあってこの淫らな集まりにわずかに遅れたのだ。
館の玄関にて手の空いていた女性に出会えると、そのまま個室の一つにしけこむ事にする。
背に流れる美しい赤髪の女の肩に腕をまわして歩いていると、道すがらの風呂場より少年の甘い嬌声が漏れ聞こえた。
幼い者も呼ばれているのかとスランが耳を向けると、その声に聞き覚えがあると気付く。
彼の勤めるパン屋の裏口から見える貧民通りの住人で、孤児院から貰われたが何かが気に入らなかったのか扱いの良くない子供だったはずだ。
そういえば昨日辺りから姿が見えなかったうえ、義理の両親たちが妙に浮かれていたのを思い出す。
だがスランが思い出したのはそこまでで、すぐに隣の女との甘い一時に意識を戻した。
薔薇色の唇にキスを落とすと、2人で廊下の奥へと消えていく。

灰色狼の少年の剣に、少女の1人が口付けた。
チュッチュと先っぽに吸いつき、そのまま伸ばした舌でぺロリとカリ周りを舐めてしゃぶりつく。
他の2人も競い合うように群がると、幹や玉袋に可愛らしいキスが雨の如く降り注いだ。
「気持ちいい…」
ワーウルフの少年の背筋が反り、ペニスがつきだされる。
しっかりとつきだされた事により、少女達の責めはエスカレートしていく。
グポッ!
少女の一人が灰色狼の少年のモノを根元まで咥えていた。
男のモノを初めて見た少女らしくない、経験豊富の雌のような手管で少年の剣がしゃぶられる。
可愛らしい舌が幹を舐め、喉肉が亀頭を絞めつけ精を吸い上げる。
飢えた獣のようなギラついた熱が少女の目に宿り、幸せそうな表情で間抜け面を晒しながら奉仕し続けた。
愛しい剣を奪われた2人も負けていない。すぐさま位置を変えると、それぞれの手管で狼の少年に愛撫し始める。
玉袋からお尻にかけてを舐めしゃぶり出した少女は、嫌な顔もせずに気持ち良くなってもらおうと自分の舌を捧げた。
ぺロリぺロリと少年の反応に合わせて舌を這わし、時折キスを落として刺激を変えていく。
もう一方の少女は、乳首を摘みキスを降らして熱情を高めていった。
碌に経験も無いワーウルフの少年は、それ自体に快感は感じていない。
だが可愛らしい少女が媚びるような表情で奉仕する光景は、視覚からの愛撫となって情欲を昂ぶらせる。
「わっ、わぅぅぅ……わぉおぉぉんっ!?」
美女の谷間に初めての射精を注いだ灰色狼のワーウルフの少年は、目覚めた情欲を少女たちに昂ぶらされて快感のままにザーメンを吐き出した。

トピュンドプッと口の中に射精がされると、青い雄の精臭を嗅ぎつけた2人が抜け駆けした少女を押し倒して唇に群がる。
チュパペチャと仔犬のようにザーメンを奪い合い、互いの顔がベタベタになった頃ようやく満足したようだ。
「わぅぅっ……せっかく出して頂いたのに、奪うなんて酷いのですわ……」
「んふぅ。3人でしゃぶっていたのに、1人だけ咥え込むのがいけないんです」
「ふぁ〜っ……これが男の子の味。とても爽やかで、私気に入ってしましましたわぁっ!」
姦しく騒いでいる少女たちの一方。灰色狼の少年は人生二度目の射精の余韻に浸り、豊満な美女のオッパイに身体を預けきっている。

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