PiPi's World 投稿小説

連れてこられた少年は…
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

連れてこられた少年は… 1

「うわっ!身体が動かねぇ!」

少年は目覚めると、身動きがとれない状況に立たされていた。別に金縛りになっているわけではなく、何処か狭い空間に押し込められているといったところか。

(家で昼寝していたはずなのにどういうことだ?まだ夢の中じゃなさそうだし‥‥‥)
祝日のために部活にも入っていない少年。湯浅慶一郎は昼寝をしたところまでは覚えているが自分が何故この空間に閉じ込められているのかまったく検討もつかない。

どうやら、何者かが自分を誘拐・監禁したようだ。

何故、湯浅慶一郎が誘拐・監禁された事実をここまで冷静に分析しているのかというと、彼の視覚以外の五感からの情報をなるべく認識しないように必死に別のことを考えていたのだ。


人間は周りの状況を八割方視覚から入ってくる情報によって認識しているとされている。だが、光が一切入ってこない空間の中では、その視覚を補うために他の五感が敏感に周りの状況を認識しようとする。
むっとする臭いがしてくる。
それは男ならよくわかる生臭いものだった。白濁の臭いだ。
それが密室の外からしてきているのだ。
「この臭いは…」
慶一郎はティッシュの上にぶちまけられた自らの白濁を連想した。
人よりも量が多く濃縮され黄ばんだそれは白いティッシュの上でも異様な存在感を持っていた。それを慶一郎は丸めて捨てたのだが、次の瞬間にはゴミ箱から消えていた。
少し目を離した間にゴミ箱の中からティッシュだけが抜き取られていたのだ。
なぜこんなものを盗んだのか、モヤモヤしたままにその日は寝た。こうなったのはそれからすぐのことであった。

慶一郎を閉じ込めている物は車のトランクではないようだ。スーツケースらしくもなかった。
何か脱出ポッドのような楕円形の物らしい。

ふいにそれが開いた。そこには既に自分と同じように全裸にされた男児が居た。
だが、慶一郎はあえて彼等には話しかけず身を隠した。なぜそうしたのかはわからないが、とにかく嫌な予感はした。
そこにゼリー状の塊がいくつか投下されると、彼等の様子が変わった。
様々な色の宝石のはめ込まれた塊はゲームに出てくるスライムのようだったが、意思は持たないらしく全く動かなかった。少年の1人がそれを掴み反り立ったペニスをスライムに勢い良く挿入した。
それを合図に他の男児達も次々に宝石付きの塊を屹立で貫き始めた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す