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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅 4

まるで本のページが進むかのように壁画の戦いが一段階進んだのだ。投げられたダメージによりフラフラしてきているケンタウロスは、壁画の戦いが自分達の戦いの状況に酷似しているのに気づいてぎょっとする。
しかし、ミノタウロスはそんなことに気づきもせずに容赦なく追撃しようとしてくる。
振り上げた踵からふくらはぎを叩き落とすレッグギロチンが、ケンタウロスの太股を地面と挟み込む。
弾力があるがゆえに衝撃が跳ね回り、筋肉が悲鳴を上げてるようだ。
ブモォオァォォッ! と雄たけびを上げ、武威を示すミノタウロス。
だがこのまま負ける気の無いケンタウロスは、痛めた脚で顎を蹴り飛ばし体勢を整える。
脳が揺れさすがにタタラを踏むミノタウロス。すかさず背中を駆け上がると、腕を抱えて引き倒した。
バランスを崩し膝を付かされたうえに、右腕の関節を固められながら体重をかけられるミノタウロス。
すぐに振り回して跳ね飛ばすが、靭帯が傷み力が通りきらなくなってしまったようだ。

普通ならとっくに萎えている剛直も、濃度の高い催淫ガスにより硬くそそり立っている。
壁の向こうでは闘気に当てられ発情を深めた女たちが、自らの性感帯を弄り自慰に耽っていた。
ミノタウロスの方もダメージが貯まってきた。どちらかが動けなくなるのは時間の問題だ。
それに合わせて壁画は更なる進展を見せる。
全裸で戦っていた絵はいつしか部屋の二人のようにペニスをそそりたたせていた。
その時、事態は第三者の介入により急展開を迎えた。
出入り口でへたり込んでいた女たちが、何者かにより押し出されてきたのだ。
戦闘の興奮と生存本能の高まりで、繁殖欲が沸きあがった時に発情した雌の臭い。
女たちの方も、逞しい筋肉と雄の臭いに子宮が屈していた。
だが、お互いに有効打を受けて怒りに火が付いている雄二人は周囲の雌が目に入らない。
しかし、雌の臭いに反応した本能は肉棒をヒクヒクと痙攣させていく。
それでも二人が戦いを止めるのは出来なかった。

いつしかミノタウロスとケンタウロスは女に囲まれる形で寝技の掛け合いにもつれ込んでいく。

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