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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅 22

2人の行為の様子を隣の部屋から見ているものが居た。たまたま泊っていた傭兵のニコライという男だ。
彼はケルプのおこぼれを狙ってここまでついてきたはいいが、無計画が響き今は相手の女もいなく一人で宿泊していた。
通常はこんな所に男性1人だけが泊まるということはありえない。ただ泊まるだけならもっと安い宿がある。
だがこのニコライ。盗み見の性癖があったらしく、掃除も設備も中途半端な部屋を頼み込んで借りると、隣の様子を覗いてはシコシコと己の小剣を慰めているのだ。
そろそろ宿泊費の支払いもキツくなった頃。最近お気に入りの異種族とボーイッシュな少女の情事を楽しんで、この娼館の思い出にするらしかった。

グランの胸ほどしかないティナの身体に、彼女の腕を超える剛直が飲み込まれていく。
大切な胎を愛するグランのペニスで押し潰され、彼だけのモノだと刻み込まれる悦びに少女の顔は蕩けていた。
壊してしまいそうな程の圧力で抉られているのに、ティナは懸命に脚を広げてグランの抱擁を受け入れている。
グチグチュと淫蜜が泡立ち先走りと混ざって少女の花びらから滴り落ち、アルトの嬌声を響かせて合い間にティナはキスを求めた。

「あっ、ふぁあぁぁっ! ……んっ、んっちゅぅ……ひゃあぁんっ! あっ、おほぉあぁっ!!」

「ふっ、ふうぅぅっ……ほっ、ほお゛ぉっ!」

立派な異種族のペニスはニコライを更に興奮させた。まさにオスの象徴といった威圧感や迫力がニコライには羨ましかった。
「うおお…!俺もあんなオスになりてえ!」
彼の名がグランというらしいのは知っていた。彼がケルプと親しくしていたところまでも見ていた。
傭兵である彼にとって牛面馬脚のグランの名は、冒険者であるケルプよりもよく知っている。
戦の最前線で敵陣へと駆けて行き、その豪腕から繰り出される矛の一撃で薙ぎ払っていく様は、ある種の伝説として酒の肴になっていたのだ。
ニコライの憧れた男は、雄としても格好良かった。
誰かの痴態を覗き、あるいは銀貨を溜めて買える女の穴に情けなく吐き出している、彼の姿と比べられなかった。
もし己に力や雄としての武器があれば、ティナのような上等な女を抱けたのに。とニコライは妄想していた。

「おぉっ……おお゛ぉほあ゛ぁぁっ!」

隣室の壁に男がダラダラと精を垂れ流すなか、グランの剛直が少女の最奥を突き上げて白濁を浴びせかける。
ドプドプと吐き出された熱い精に子袋を焼かれ、幸せそうに笑うティナの胎内を収まらぬ獣性のままにグランが抽挿していく。

「あっ、はあぁぁんっ、んふぅ、んんぅ……あ゛ぁぁ、ほお゛ぉぉっ! ひゃああ゛ぁんごお゛ぉほぁぁっ!!」

グランの放つ雄臭がニコライの部屋をも満たす。
「やっぱりあの男はすげえな…」
もはやニコライはティナよりもグランを重点的に視姦してすらいた。
それは自らがああなりたいからか、グランに関する噂に影響されたのか…。

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