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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅 18

床にいくつもある魔方陣は勝敗が付いたとき、陣営を表す色に変える機能がある。あちこちの赤紫の光がひときわ強く光ってから青いガラスの半円のように硬く変質していく。
ケルプが勝手な判断でケンタウロスにばかり荷担したのでミノタウロスが勝った時に発せられる鮮やかな赤の光は見られない。

ケルプが迷っている間にも目の前の異種同士の交尾は激しくなっていく。
顔の左側に走る幾閃もの傷から血を流し角も半ばから砕かれながらも、そのミノタウロスは組み敷いたケンタウレのマンコ肉をグチャグチャと貫いていく。
弓を引くときに邪魔にならないからか、左右のオッパイの大きさが異なり歪な見た目の者が少なくないケンタウレ。
そんな彼女の膨らんだ方の乳房を鷲づかむと、母乳を搾り出すように握り潰して悲鳴に似た嬌声をあげさせている。
よく引き締まった両腕も抵抗できないように肩を外され、全身の痛みと子宮を捏ね繰りまわされる快楽の混ざった、壮絶な顔で蕩けさせられていた。
ケンタウロスと比べ太さでは負けるが、長さでは勝ってることの多いミノタウロス。
何度も腰を叩きつけられたためか、緩んだ子宮口が突き上げられ入り口を押し広げられながら潰されてしまう。
ザーメンを奥に何度も浴びせられ、ケンタウレの体は快楽に染め上げられほぼ堕とされていた。

右腕と左前脚を折られながらも、魔法と蹴りで何とかミノタウレから勝利をもぎ取ったケンタウロス。
痛みと消耗で意識を飛ばしかけた彼女に覆いかぶさると、弾力に富んだ豊乳を揉みながら剛直でマンコを割り開いていった。
無意識に淫蜜が溢れ出した肉洞を拡張しながら突きあげる巨根が、ミノタウレの命の揺り籠を押し潰し揺らしていく。
内臓を圧迫される痛みよりもマンコを突かれる快感が上回り、ビクビクと震えながらケンタウロスの形に変わっていった。
むっちりと育った尻から太股にかけてパンパンと腰をぶつけると、それに合わせて剛直が絞めあげられている。
一方、ミノタウレに跨られた若いケンタウロスが情けなく精を吐き出していた。
自慢だったしなやかな脚は膝を粉々に砕かれ、あの頃のように草原を駆け回れる日々は訪れないだろう。
両の手首は大木の腕に抑え込まれ、ひび割れた肋骨で呼吸も満足に出来ないのに、若い槍は天を衝いて女のなかに飲み込まれていた。
筋肉質な肉は剛直をしっかりと扱きあげ、経験の浅い彼を快楽に溺れさせていた。
悔しさと気持ち良さで顔がグショグショになったケンタウロスに笑いかけると、ミノタウレは更なるザーメンを胎で受け止めた。

少し腫れあがった四脚で相手の体を押さえ込むと、少女は頬に両手を添えてミノタウレの角にそっとキスを落とした。
それに応えるそうに有角の美女がケンタウレの首筋に口づけを返すと、豊満な胸を馬の下半身に押し当てる。
身体構造の違いから胸を合わせることは出来ないが、少女は相手の顔をオッパイに押しつけると傷だらけの角にしゃぶりついた。
美女の濡れたマンコが腹に擦りつけられ、曲がった膝が少女の花びらを押し開いていく。
ケンタウレは喉を反らして快楽の叫び声をあげると、強請るように花開いたマンコをミノタウレの膝に押しつけた。
やがて転がるように体勢を変えると、それぞれの指が熱い肉の中を進んでいく。
美女がしゃぶりついてくる襞を撫であげて宥めると、クリトリスの裏側を押し上げる。
少女も軽い絶頂に震えながら、お返しとばかりに奥まで抽挿を繰り返した。
乳首を甘噛みしながら乳房を揉み上げ、首筋や背中に舌を這わす。
そり立つ角に指を這わして扱いたり、大樹の如き下半身を優しく撫でたりもした。
互いの心ごと体を絡めながら、二頭の雌は情欲に沈み続けた。

ケルプは新たな矢を番えると、獲物を貪るケンタウロスの胴に灼熱の雨を降らせていった。
交尾が止まる場合もあれば、隙を突かれて反対に陵辱される場合もある。
ケンタウロスたちもミノタウロスたちも、負けたままではいなかった。
だがどちらかが勝利してしまえば、儀式は終わってしまうかもしれない。
何者かの思惑を崩すため、ケルプは天秤の傾きを正すしかなかった。
もしかしたら放たれた精が条件かもしれない。絡み合うことで完成するかもしれない。
それでも逃げ道が塞がれている以上、助かるためにもがくしかないのだ。

「……ふぅぅっ。あきらめませんぞ、新たな友とまだ酒を酌み交わしていませんし、また彼女らと夜を共にしたいのですからな……」

一つ吐息をもらすと、気合を入れなおしたケルプは再び弩の引き金に指をかけた。

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