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異種属交配
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異種属交配 4

いつのまにやらオーク達の背後からなにかがヌルリと這い出てきていた。
半透明の長いナメクジの様な触手だった。
それらが後ろからオークの肉体に張りついている。ゴブリンに付けられたのだろうか?
オーク達が俺を誘惑するみたいに快楽に腰をくねらせながらそして男根を突き出す。
卑猥すぎる光景に目を背ける。
他の仲間達はどうなったのであろうか。オーク達がここまで発情しているということは彼女らは既に被害を受けているかもしれない。
彼等を押し退けて合流しなければ、俺は立ち上がった。
幸いなことにブーツは取られていない。
「どけぇー」

俺は声を上げると攻囲網の隙間を狙って走り出す。
オークたちは俺が抵抗するとは思っていなかったらしく反応できないでいた。

「レイ、アンナ、ルージュ皆無事かー。俺はここに居るぞー」

叫んだが呼びかけの答える声は無い。
それでも皆の無事を信じて探し続ける。
「いったいどこに…ゴブリン達も見当たらない」
迷路のような場所を歩き回っているうちに先程のオーク達が追跡してきた。相変わらず股間にナメクジみたいな物を絡めて発情している。それどころか貼り付くナメクジは少し大きくなってきているように見える。
「冗談じゃない、童貞失う前に処女うしなってたまるかー」

リチャードは捜索を一旦諦め逃走に全力を尽くすことにした。

一方、レイたちはゴブリンの村に捉えられていた。

「うーん、ここは一体……」

レイが目を覚ますと目の前にゴブリンがいた。
慌てて立ち上がろうとするが両手が後手で縛られ立ちあがれない。
首だけ後ろに回すと太い杭が打ち込まれそこに鎖が繋がっていた。
引き抜こうと力を込めるがビクともしない。

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