PiPi's World 投稿小説

魔法使いカインの奇妙な冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 9
 11
の最後へ

魔法使いカインの奇妙な冒険 11

「うわぁぁ!なんだこりゃあ!」
カインは急いで悲鳴がした方に向かう。するとそこには信じられない光景が広がっていた。
廃屋の立ち並ぶ場所の隅に巨大な触手がウネウネと蠢いていた。触手は先端が花の蕾のようになっていて、そこから透明な粘液を滴らせている。
その粘液が地面に落ちるとジュワァという音とともに泡立っていく。
「カイン親分…あれは一体なんでしょうか?」
親分は困惑しているようだ。
「わからない…でも、見るからに危険そうだ」
カインは触手を観察する。
(何かを伝えようとしている…?)
それは直感だった。だが、それ以外に考えられない。


,
の最初へ
 9
 11
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す