性霊宿りの剣と少年剣士 3
「では、おやすみなさいませ、若様」
どこか名残惜し気なメイドが俺の部屋から出ていくと、ほわぁっと現れた。
聖女セシリア様だ。
「やっと二人きりね。でも、いまの娘、あなたに気があるみたいね?」
面白がるような調子で、セシリア様が言った。
鈴を転がすような綺麗な声で。
「まあ、ナディアは母もメイドで、あいつも小さい頃から、俺の遊び相手になってくれてましたから」
「あの娘はそれ以上の感情を抱いてるみたいだけどね。でも、今夜は私の相手をしてくれるかしら?」
「早速ですね。わかりました」
「じゃ、よろしくね」
セシリア様が俺に抱き着いて、少し首を傾けるとそのまま唇を奪われた。
優しく、しっとりと吸い付くようなキス。不思議と甘い味がしたような気がした。
セシリア様の舌が、ゆっくりと俺の唇をついばんでいる。
俺も舌を伸ばして、セシリア様の舌と絡める。
そのままお互いの唾液を交換し合う、濃厚なキス。
それだけではなく、むっちりとした身体で抱き着かれて、柔らかな身体が俺の欲望をさらに引き出して、いやがうえにも燃え立たせる。
口づけを交わしつつ、互いの体をゆったりとまさぐりあう。
聖女セシリア様のけしからん、もとい素敵な身体は、女性らしい柔らかさに満ちた瑞々しいもので、俺はそれだけでくらっと来てしまいそう。
セシリア様の手も、俺の背中や脇腹などを動き回り、俺を少しずつ悦楽へと引っ張り上げていく。そうして俺達は互いに求めあい、そのままベッドに雪崩れ込む。
俺を押し倒して、セシリア様が上になって見下ろしている。
あのでっかいおっぱいが、ぶるんっとぶら下がって柔らかく揺れた。
セシリア様の爆乳は、大きなおっぱいの割に小さめで上品な乳輪と乳首。
「あん」
思わず俺は、目の前のでっかいおっぱいに吸い付いていた。
ちゅっ、ちゅぷっ……んっ…
「あん、そんなに吸っちゃって…出ちゃうじゃない」
「んん??」
口の中にほのかに甘い味が広がった。…母乳?
「おいしい…でもどうして」
「子供達を産んだ後、そのままずっと母乳が出るようになっちゃったのよ。聖女としての力らしいわ。飲むと怪我や病気が治る力があったわ」
「そういえば、ちょっと力が沸いてくるような…」
「まだ現界できるようになったばかりだから、私の母乳も普通の母乳くらいの力しかないわ。でもそう言って貰えると嬉しいわ」
とりあえず、美味しいしもうちょっと飲もうと思って俺はセシリア様のおっぱいにまた吸い付いた。
「あん、もう…この子は」
俺が飲むに任せて、おっぱいを吸わせてくれるセシリア様。ああ…こんな風に甘えさせてくれるなんて、俺、ダメ人間になっちゃうかも?
そう思いながらおっぱいを堪能していると、股間をまさぐられた。
「でもここは一人前なのねぇ…嬉しい」