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性霊宿りの剣と少年剣士
官能リレー小説 - ファンタジー系

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性霊宿りの剣と少年剣士 1

この世界にははるか昔、女神さまの加護受けた聖女さまがいたという
そして、その聖女さまの力を宿した聖遺物がそこら中に存在している
我が家の家宝の剣もその一つである
聖遺物の中でも最高峰の知名度を誇る七大聖剣のうちの一振り、この世の何よりも頑丈で傷つける事が出来ない不傷の聖剣である
黒地に金飾りをふんだんに施した鞘に収められた大剣。
女性には振れなさそうな大きさだが、聖女さまは女神さまの加護あってこの大きな剣を振るう事ができたと言う。
今、軍装に身を包んだ父上と俺は剣を間に挟んで向かい合っている。

「ハウバスよ」
「はい」
「この剣を継承する者は我がグレティスドーテ家の跡取りとしての責務をも継承することになる。戦さ場において御先祖様や私の命を預けし剣だ。間違っても粗末にするなかれ」

『ふふっ、よろしくね♪』
剣を受け取ると美しい声と同時に一糸纏わぬ美女が父の前に立ってい
「父上、その方は一体?」
「何を言っておるのだ?私とお前以外誰もいないではないか」
狼狽えるハウバスを見て美女は悪戯な眼差しで見つめ口づけをした
「妙な事を言って…ん?」
 俺の様子がおかしいと気づいた父が言葉を止めた。
 慌てて俺は彼女を引き剥がす。
「もう…」
 名残惜し気な声がしたが、ひとまず無視する。
「失礼しました父上」
「うむ、この剣にふさわしき男になるよう、励むのだぞ」
「はい!」


 父上が俺の前から去ると、さっきの美女が目の前に醸し出されるように現れた。
「私は、レメディオスの最初の主のセシリア。ああ、やっと姿かたちを取れるところまで回復したの」
 俺はある事を思い出して、背筋が寒くなった。
「まさか…セシリアって……聖女様?!…聖女セシリア様か?」
「そうよ〜♪」
 メロンみたいなおっぱいを強調するようなポーズで胸を張る。
 マジで信じられない。当家の開祖、聖女セシリア様がこんなエロ美人だなんて。

 聖女セシリア様が、俺のすぐ前にまでふっと近づいてきた。小さいけどぷりっとした唇は、思わずキスしたくなるような魅力を放ってる。
「信じられなさそうな顔をしてるわね…でも、私がセシリア・エルマ・ラーニャ・ミュス・グレティスドーテ。よろしくね。私の末裔のハウバス・イルム・ミュス・グレティスドーテ君!」
「は、はい!」
 確かに、伝わっている通りのフルネームを名乗ってきた。
 ふわっと浮いている彼女は、俺を見下ろしていて…つまり、俺の目の前にはちょうどセシリア様のメロンみたいなおっぱいがあるわけで。
 まるく形のよい巨大なおっぱいに、小さめな乳輪と乳首がちょんと乗っている。
 セシリア様、俺の事挑発してるんだろうな。

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