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淫獄
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫獄 17

霜月玲は乱れた熱い吐息がおさまらないうちに少女はベットから降りると、膝をついてスカートの中に顔を潜りこませた。
少女の指先が霜月玲の股間のわれめを咲かせ、顔をうずめた。
開いたわれめをあふれた愛液を舐めとるように舌先が動くたびに、霜月玲のあえぎ声がはじけた。
「あっ、あんっ、あぁ、んあっ、あっ……」
少女は片手で自分のペニスをしごきながら、霜月玲の敏感なクリトリスを舐め転がした。
そして、その間にも妖しげな髪が豊満な乳肉に食いこみながら巧みに揉み上げ、揺らし、乳首をこね回した。
絶頂の余韻が終わらないうちにさらに激しい快感の波が霜月玲を襲う。
急に、少女の手がペニスをしごくのを握ったまま中断、舐めるのも、乳房を揺らすのも止めた。
蕩けかけていたぎりぎりで愛撫を中断され、霜月玲の子宮が疼いた。
それは十秒ほどで、再びペースを上げて再開された途端に、霜月玲は絶頂させられた。
優雅でしなやかな緩急をつけた愛撫の調べと怒濤のような愛撫の急激な変調。
その間にあった静寂の一瞬によって焦らされた。霜月玲の牝の本能を自覚させられた。
欲しい、もっと、欲しいという胸の奥底で切なさを満たすように、快感が足の爪先まで突き抜ける。
少女が立ち上がると、微笑を浮かべて、スカートをめくりあげた。クリトリスを激しく舐めまわされた霜月玲の股間のわれめはひくひくと震えていた。
少女のペニスの先端がわれめにふれた。
「あ……ぁ、あぁん……」
意識はまだ性の経験が浅い彼だが、その体はすでに愉悦を刻みこまれた成熟した牝の霜月玲のもの。
ぬちゅり、と少女がペニスの先端、亀頭だけをわれめに挿入すると、搾り取ろうとするように締めつけてくる。
犯されながら、犯している感覚。
ずぶりとさらに膣奥へとペニスが押し込まれるとき霜月玲の濡れた熱い膣肉がペニスをつつみこむ。
「つながったね。ねぇ、一緒に気持ちよくなろう」と言ったのは少女ではなかった。
少女の表情から余裕の微笑が消えた。
「こわがることはないから……おいで」
少女が嫌がり顔を横にふりペニスを抜き出そうと腰を引くが、ペニスは先端の亀頭を残した位置でとどまっている。
ペニスを後退されたとき、霜月玲の女体も泣きたくなるほどの気持ち良さを感じたが、彼は唇を噛み眉しかめながらも耐えきった。
「あぅん、あっ、あぁん、あっ……」
少女は彼にコントロールされてピストン運動を開始させられると、幼さが残るかわいらしい顔立ちとはちぐはくな快感のあえぎ声を上げた。
どれだけ突きまくっても、射精寸前のままでピストン運動が続けられる。
「まだだ、まだ終らせないよ。んっ、あぁ!」
彼も感じていないわけではない。気絶しそうなほど気持ちいい。
少女の妖しげな髪の拘束がほどけていく。
ベットの上で仰向けになって、上からかぶさってきた少女の華奢な体を霜月玲の艶かしい体で抱きかかえながら、何度も絶頂しつつも腕の中から離さなかった。
「はひぃ、あぅぅっ、あんっ、あぁん……」
父親と出逢う前の少女の霜月玲と交わっているような気持ちになりながら、彼は射精できないままで焦らされ続けている少女にキスをした。
「射精させてあげるから、大人のレイさんの中に帰りなさい。セックスを教えてくれて、ありがとう。……僕は君を忘れない」
少女が泣きながらうなづいた瞬間、霜月玲の膣内で少女のペニスがわずかに膨張し、根元まて深くペニスを挿入した位置で停止した。
少女がぶるぶるぶるっと声も出せないほどの絶頂して痙攣した。
どくっ、どくっ、どくん……少女の射精はすぐには終わらなかった。ペニスが脈打つ感触と射精感と子宮が満たされていく感触と腕の中で愉悦に震える少女への愛しさがあった。
寝室の閉ざされていた扉が、ゆっくりと開こうとしている。
腕の中の少女の肌のぬくもりだけが残り姿が見えなくなったとき、ベットの上にいたのは、霜月玲ではなく、彼自身だった。
彼は微笑を浮かべて目を閉じていた。

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