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エロノートの力
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エロノートの力 13

幸いなことに、男もまだエミリア姉ちゃんに具体的な手出しはしていないようだ。
それを知って、僕は漸く安心する。
そして、エミリア姉ちゃんの記憶は消しておいた。今、彼女とセックスしたい気持ちもあったが、後に取っておこう。

その後、男の調査に役立ったのはまさかのナターシャだった。
アカデミアは魔法に関わる研究を行う中で、冒険者ーーいわゆるアウトローに強いコネを持っている。
カイトの部屋
僕はナターシャを部屋に呼んだ。
「カイト様のためなら何でもするわ」
ナターシャは相変わらずエロい服を着て僕の隣に座っている。
「エミリアと男を引き離したいんだ。力を貸してほしい。」
「私がいるのに他の女も抱きたがるなんて。でも大好きよ。」
「僕も大好きだよ。」
 
そんなわけで、後は思いのほかに簡単だった。
冒険者に頼んで男を調べてみると、そいつはちんけな犯罪者だった。実際に多くの女性を食い物にしていた。
そこで、男を捕まえさせて、入れ込んでいる娼婦を突き止め、目の前で寝とってやった。
まぁ、エロノートの力も借りたけど。
その後は男の犯罪の証拠を叩きつけ、エミリアに二度と近づかないことを誓わせて、国外追放にした。
男は雄としての自信も打ち砕かれたようで、抜け殻のような姿だった。
これで、もう大丈夫だ。

「エミリアさん、いい加減言うことを聞いてくださいよ」
「それでも……私は……」
それから数日後。
僕はエミリア姉ちゃんの家にいて、彼女の巨乳をもんでいた。
ただセックスしてもつまらないので、エロノートを使い、エミリアには僕が例の男に見えるようにしている。
ちょっとしたイメージプレイだ。
僕は例の犯罪者男になりきってエミリア姉ちゃんにくっついて敬語もやめて話しかける。
「他に好きな男でもいるのか?」
「私はシスターです。男の人を好きになるなんて。」
「鏡に映ってる自分の姿を見てみなよ。メスの顔になってるぜ。」
「あぁ・・恥ずかしい。」
「お前が好きな男は、この間、ここに来てた王子様か?」
「知っていたんですか?あの子は、弟みたいなものです。」

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