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エロノートの力
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エロノートの力 12

どうやら、エミリア姉ちゃんに結婚を言い寄る男が来て、それを断っているようだ。
シスターに結婚を言い寄るなんて、頭のおかしな男がいたもんだ。
いや、僕が言えた義理でもないけど。それだけ、エミリア姉ちゃんは魅力的な女性だ。
ともあれ、僕としてはむらむらしたところで、邪魔をされてすこしいらいらしている。
どうしてくれようかと思っているうちに、動きが起きた。

ドアを少しだけ開けてみると、顔はわからないけど知らない男がエミリア姉ちゃんに抱きついておっぱいとお尻をモミモミしていた。
「あ、あの。お客さんが来てて今日だけは・・」
エミリア姉ちゃんは美人で優しいから強く断れないみたいだ。
「お客さんが来てるなら仕方ないな。今日のところは帰るよ。」
男はエミリア姉ちゃんから離れて帰って行くと、エミリア姉ちゃんは体の力が抜けてその場に座り込んだ。
僕はノートにエミリアの名前を書いてから、部屋を出てエミリア姉ちゃんに話しかける。
「あの人と結婚するの?」
「聞いていたの?このことはカイトには関係ない事よ。」
エミリアはあの男になにか弱みでも握られてるのかもしれない。
 
その後は、エミリア姉ちゃんと話もそこそこに僕は城に戻った、
だが、僕の腹は煮えくり返っていた。
あの男が何者かは知らないが、僕以外の男が彼女に手を出すのは許せない。
僕は僕の世界を守るため、行動することにした。
世間知らずな自覚はあるし、権力だって大したことは無い。だけど、僕にはエロノートがある。
まず、最初にエミリア姉ちゃんから事情を聴きだした。
エロノートの力を応用して催眠状態にすればそう難しいことではない。
どうやら、あの男に修道院の馬車がぶつかり、怪我をさせてしまったとか。
一応、修道院はイスト聖王国の所属なので、面倒なことになりそうということで、姉ちゃんは逆らえないし、誰にも言えないようだ。

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