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孕ませコロシアム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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孕ませコロシアム 4

「くっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、・・・」
 ミイナは痛む体を何とか起こそうとするが、うまく力が入らない。
 そうこうしているとオーガが近づいてきて、ミイナの体を抑え込み鎧に手をかけると。
 ブチッ
 鎧の留め具がオーガの力に耐えきれず、ミイナの体を露にした。

 「ぴゅ〜〜〜〜」
 「ねえちゃんいい体してんじゃか。」
 「そのままやっちまえ〜〜」

 ミイナの同年代より発育の良い裸体を見た観客は、興奮して野次を飛ばす。
ミイナの裸身は観客の視線に晒され、マジックビジョンによって遠くの客席にもよく見えるようになっていた。
さらにアナウンサーのキャロが観客の情欲を煽っていく。

「皆さんよくご覧ください。ピンクの乳首、綺麗なお腹とお臍、縦筋のマ○コ。今日で見納めになる可能性があります。今日を境に新品から中古になる前の王女の体をご記憶ください」

いよいよオーガの勃起したペニスがミイナに迫り来る。
「下劣な手で触るな!」

両手を押さえつけられ、必死に叫ぶ。
ジタバタと暴れるミイナだが、それがさらなる観衆の目を引く。
無理やり鎧と鎧下を剥がされた上半身では、育ちの良い白い豊かな胸がたゆたゆと揺れ、防具で覆われたままの脚が激しく動く。

「ええい!やめろ!」
「いけー!ヤっちまえ!」
「いい娘を産めよ!」
「よがり苦しむ顔を見せてくれ!」
「さあミイナ選手、風前の灯火です!どんな痴態を見せるのでしょうか!」

ミイナの声と下卑な声が飛び交う。
キン!
金属質の音が高く響き、オーガが悲鳴を叫ぶ。
そのまま股間を抑えた一瞬をミイナは逃さない。

「ブラグ!」

ミイナが伸ばした手から発した、先へ伸びる爆発。
噴流が行く先には、悲鳴を吐き出すオーガの大口。
一瞬のうちにオーガは口から頚椎までを撃ち抜かれ、絶命していた。

はあ、はあ、…
息を吐くミイナの上にオーガの亡骸がどさりと倒れ込んだ。

「まじか…」

静まり返ったスタジアム内に誰かの声がやけに響く。
キャロが補助審判と一緒に近づいてきた。
オーガの様子を確認する。補助審判が赤い小旗を交差させた。

「このオーガも死んでいます!ミイナ選手の勝利!!姫騎士の意地を見せました!!」
「おお、すげえじゃねえか!」
「何だよー!ヤられるトコ見たかったんだぞー!」

券吹雪が舞い、歓声と罵声が交錯する。
死体の下から救い出されながら、ミイナは本当に勝てたのか、まだ実感がわかない顔をしていた。
茫然自失の状態のミイナをキャロは無理矢理立たせてインタヴューする。

「初勝利おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください」

「気持ちもなにもまだ実感がわかないです」

「そうですか、なんと言っても激戦でしたし実感がわかないのも無理はありません。最後に一言、次の試合の抱負をお聞かせください」

「次も必ず勝つ、勝ってここから必ず出てみせる」

ミイナは革めて決意を固める。
そんなミイナを見てキャロは本当に可笑しそうに笑う。

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